茶の成分とTPO
茶の成分
- カテキン
茶の渋味・苦味成分。強い抗酸化作用でガンや虫歯の予防、肥満の防止効果等があります。
- カフェイン
茶の苦味成分。代謝促進作用や利尿作用、覚醒効果等があります。
- テアニン
茶の甘味・旨味成分。ヒーリング(癒し)効果があります。
- ビタミンC
抗酸化作用や免疫力向上、疲労回復、美肌効果があります。
- フッ素
歯の表面を強くし、虫歯への抵抗力をつける成分です。
茶に含まれる様々な成分は、湯に20~30%しか溶け出さず、大半は茶殻に残ります。
成分によっては全く湯に溶けないものもあり、茶の成分を残さず摂るためには、茶葉をそのまま食べるのが良いでしょう。
≫茶殻の活用法
生活シーンに合わせたお茶を楽しもう
食事の基本にお茶を!
食事バランスガイドの中心に水・茶が示されています。
- 油ものや高カロリーの食事のときは……
ほうじ茶や番茶:口の中のべたつきが消え、さっぱりします。
煎茶や番茶:カテキンを多く含み、コレステロール値の上昇を抑えます。
- 勉強のときは……
玉露や上級煎茶:眠気を覚まし、頭の働きを活発にするカフェインを多く含みます。
- 酔いを醒ましたいときは……
上級煎茶:カフェインによる覚醒効果や利尿作用により体内のアセトアルデヒドの排出が促されます。
- 夜寝る前には……
ほうじ茶や番茶:カフェインの少ないものがおすすめ。
- 空腹のときは……
薄めのお茶:カフェインやカテキンの多い濃いお茶は胃に負担をかけます。
- 油ものや高カロリーの食事のときは……
ほうじ茶や番茶:水分補給には、苦味がなく、たくさん飲めるものがおすすめ。