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公開日:2020年12月10日

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お米がみんなの家庭に届くまでを追いかけよう!

お米の流通はどうなるの?

食糧法(しょくりょうほう※)により、2004年4月からは計画流通制度が廃止され、より自由にお米を売り買いできるようになりました。このことにより、流通が多様化し、より消費者ニーズに応じたお米が供給できるようになると期待されます。※「食糧法(しょくりょうほう)」は、正式には「主要食糧の需要(じゅよう)及び価格の安定に関する法律」といいます。

基本的な考え方

食糧法(しょくりょうほう)の改正により、産地では、消費者ニーズや市場動向(しじょうどうこう)を基にした作付けをしていくことになります。このため、今後は地産地消や、有機栽培米(ゆうきさいばいまい)、トレーサビリティが確保された米などの付加価値のついた米の生産・販売の動きがでてくると考えられます。その中で、消費者と生産者が身近に感じられる「需要(じゅよう)にあった米づくり」を進めるため、お米の流通制度を見直します。

改正のポイント

  • これまでの計画流通制度を廃止し、米の流通規制は、必要最低限にします。
  • 公正・中立な市場機能の充実、安定供給の自主的な取り組みを支援し、安定した供給体制をつくります。
  • 業者、価格、表示それぞれの消費者が確認しやすい体制を確保します。

改正の内容

消費者に米を安定的に供給します。

安定供給の自主的な取組を支援します!

  • 年間を通じて安定供給される米の競争条件を整備するため、これらに対して米穀安定供給確保支援機構(仮称)が債務保証などの支援を行います。

不測の事態に備えた体制を整備します。

危機管理体制の再整備をします!

  • 緊急時には、国が米流通全体を対象にした供給計画を策定します。
  • 通常時の米の流れを把握しておくため、20精米トン以上を販売する流通業者を届出の対象とします。

表示に対する消費者の信頼を回復します。

表示・検査制度の再編成をします!

  • JAS規格も視野に入れた新たな精米規格を制定します。
  • トレーサビリティーシステムを導入します。

消費者の様々なニーズに対応します。

米の取引市場を整備します!

  • 自主流通米価格形成センターを見直し、様々な需要に即した公正・中立な取引の場として整備します。

 

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