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公開日:2020年12月10日

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児童ポルノの根絶に向けて

児童ポルノの被害に遭わないために

児童ポルノは、児童の人権を踏みにじる重大な犯罪です

児童ポルノは、児童に深刻な傷を与えるだけでなく、一旦、インターネット上にその画像が流出すると、回収は大変難しくなり、児童は将来にわたって苦しむことになります。

警察では、児童ポルノの根絶に向けた対策を強化しています。児童ポルノの根絶のためには、社会全体の取組みが大切です。県民の皆様のご協力をお願いします。

児童ポルノとは?

児童とは、「男女を問わず18歳に満たない者」をいいます。児童ポルノとは、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」により定義されます。

児童ポルノの定義

写真、電磁的記録媒体その他の物であって、次のいずれかの児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいいます。

  • 児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態
  • 他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
  • 衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの

児童ポルノは厳しく処罰されます

  • 特定、少数の者に提供する行為やその目的で製造、所持する行為
  • 提供の目的がない場合であっても、自らが児童に性的な姿態をとらせ写真撮影するなどして児童ポルノを製造する行為
  • 不特定又は多数の者に対し提供する行為やインターネット上で不特定多数の者に閲覧させる行為

罰則

  • 児童ポルノ提供等の罪
    3年以下の懲役又は300万円以下の罰金
  • 児童ポルノ公然陳列等の罪
    5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金又は併科

児童ポルノの被害に遭わないために

児童が児童ポルノの被害に遭った事例として

  • むりやり撮影された。
  • 同性のふりをして、はだかの写真の交換を持ちかけられた。
  • 携帯電話のコミュニティサイトで知り合った人に言葉巧みにだまされたり、脅されたりして自分の裸の画像を撮影して携帯メールで送信した。

などがあります。

インターネット上に流出した画像の回収は極めて困難です。誰かに裸の画像を送るように言われても、例えそれが親しい相手であっても、絶対に送らず、最寄りの警察署や少年相談窓口に相談してください。

情報提供のお願い

インターネット上で児童ポルノを発見した際は、最寄の警察署又はインターネットホットラインセンター(外部サイトへリンク)まで通報ください。

インターネット上に限らず、児童ポルノの提供、製造、公然陳列等の事件の情報をお持ちの方は、最寄の警察署又は匿名通報ダイヤル(外部サイトへリンク)まで通報ください。

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