けんけい指南の護身術
いざというとき身を守る、心構え
犯罪被害に遭わないために、日頃から心構えと護身術を身につけておきましょう。
防犯を考えた行動や気配り
- 「やめてください」
毅然とした態度ではっきりと拒否の姿勢を示す。
- 「たすけて」
大声を出して周囲に危険を知らせる。
- 持っている物を投げつけ、ハイヒールなど走りにくい履物の場合は、裸足で逃げる。
身の危険が迫ったときには、あらゆることを犠牲にしてでも自分の身体を守ることに専念する。
- すぐに110番通報を
相手の特徴、逃げた方向や手段などを覚えておく。携帯電話などを利用して、できるだけ早く110番通報をする。
通報は、早ければ早いほど効果的で、時間が経つと、犯人は遠くに逃げてしまい、証拠も少なくなることになります。
声をかけられたら
- 車からの声かけ
- 車の中に引き込まれないように離れたところに立つ。
- ドアが開いて相手が降りてきたら、すぐ逃げる。
- 車のナンバー、色、型等を覚えておく。
- 自転車に乗っているときに声かけされたら
- 自転車から降り、自転車を相手との間にはさんで対応する。
(乗ったままだと、自転車ごと倒されてしまい危険です。)
- 襲われそうになったときは、自転車を相手側に倒して逃げる。
けんけい指南の護身術
護身術とは、自分が暴漢と戦うためのものではく、相手をひるませ、そのスキをついて逃げる、大声をあげて助けを求めるなど、暴漢から逃れるためのものです。
相手の急所を知る
- 顔面→両目の間
- みぞおち→胃や肝臓のある場所にショックを与える
- 金的→男性の急所
- 足のすね→弁慶の泣き所
護身術
護身術のポイント
やるときは躊躇せず、思いっきり行いましょう。中途半端だと相手を逆上させてよけいに危険です。相手が怯んだら、大声で助けを求め、その場から逃げましょう。
相手が両手をつかんできた場合
- 1.両手をつかまれたら
- 2.両手を組んで相手の親指の方に引き上げる
- 3.後ろに下がり脇をしめる
- 4.両手を身体に引き寄せる
後ろから抱きつかれた場合
- 1.後ろから抱きつかれたら
- 2.みぞおちに肘鉄
- 3.足の甲を踏む
- 4.手にかみつく
- 5.後頭部で頭突きする
などの方法があります。