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県内の国際交流団体が一堂に会し、イベントを通じてさまざまな国や地域の文化に親しむ「かがわ国際フェスタ」。
開催23回目を迎える今年は、「共に生きる今、共につくる未来」をテーマに、特別講演会や多文化共生フォーラム、ステージイベント、世界の様々な料理が楽しめる飲食ゾーン、県内の交流団体による特色ある展示、国際交流員によるものづくりワークショップなどを実施しました。
多くの方々にお越しいただき、楽しんでいただきました!
日時:平成29年10月9日(祝)10時~16時
場所:アイパル香川(高松市番町)
日本人の父とガーナ人の母の間に生まれ、ミュージシャンなどとして活躍する一方、国際協力活動も積極的に行っている矢野デイビッド氏を講師に招き、特別講演会を開催しました。
だれもが安心し、共に生きていけるような世界をつくるには、そしてその中で自分らしく生きるためにはどうしたらいいかなど、自身の経験を通して興味深いお話しをしていただきました。
日本人と外国人住民が共に豊かに生きていくことができる社会づくりを目指し、県内在住の外国人をゲストとして迎え、多文化共生フォーラムを実施しました。
3回目となる今年は、「共につくる香川の未来」をテーマに、「こうなるといい」と思う香川の未来の姿や、そのために自分にできることについて、外国人と日本人がともに考え、参加者に理解を深めていただきました。
世界のさまざまな国や地域の特徴的な文化を紹介するパフォーマンスや、外国人を含むグループによるバンド演奏など、華やかでバラエティに富んだステージイベントが行われ、会場からは歓声が上がっていました。
四国の大学で学ぶアフリカ等出身のJICA研修員が「私のお国自慢」や「四国での思い出の1コマ」をテーマに撮影した写真をTシャツに印刷し、玄関前広場で来場者をお迎えしました。
地下ライブラリーでは、県の国際交流員によるものづくりワークショップ「国際交流員と一緒に遊ぼう!」を開催。
アメリカ・韓国・中国の伝統的なかざりやおもちゃを作るなど、それぞれの出身地の文化や遊びを生かしたワークショップを行ったほか、外国語での絵本の読み聞かせを実施しました。一緒に作品づくりや絵本を楽しみながら交流を深めることができました。
県内の国際交流、国際協力団体の活動紹介や、海外からの珍しい雑貨や絵本の販売、習字の体験など、各団体の特徴を生かした出展があり、多くの来場者でにぎわいました。
また、「国際協力わくわくひろば」では、海外でボランティアの体験談のほか、フェアトレードの雑貨販売や民族衣装の試着体験など、楽しみながら国際協力について知ることができる多くの催しが行われました。
ブラジルのパステウ(揚げパン)や中国の白玉団子など、各国のめずらしい料理がアイパル香川に大集合!どのブースも大変な人気で、売り切れてしまうものが続出しました。
また、玄関先フロアでは、自転車シュミレーターを使った交通安全教室なども行われました。
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