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公開日:2026年5月20日

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知事記者会見 令和8年5月18日(月曜日)

知事記者会見録

  • 日時:令和8年5月18日(月曜日)11時00分から11時25分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

報告事項

・前月の交通死亡事故について

質問事項

1.サイバーセキュリティ対策について
2.熱中症対策について
3.中東情勢緊迫化に伴う原油価格高騰の影響等について
4.ふるさと納税について

報告事項

知事:
【前月の交通死亡事故について】
いつも大変お世話になります。今日もどうぞよろしくお願いいたします。私の方からまず、前月の交通死亡事故の報告をさせていただきます。お手元にマンスリーレポートがございますのでご覧ください。残念ながら4月中に死亡事故は1件発生しまして、お1人の方が亡くなったところであります。この事故の概要でございますが、高松市松並町の県道におきまして、4車線の道路において、歩行者の方が、信号や横断歩道がありませんが、そこを渡っているときに、乗用車にはねられたということでございます。このような事故は後を絶たないわけでございます。まず、起こったときは19時2分ということで、夜間の時間帯でありますが、夜間のハイビームの効率的・積極的な活用について、前回も申しましたが、それをもう一度、またお伝えしていきたいと思います。歩行者の方については、夜間、思った以上にドライバーから認知されにくいということを、もう一度、思い起こしていただきまして、反射材や白っぽい服の着用など、自分がいることをドライバーに伝えるということを、夜間は特に気をつけていただきたいと思います。それから、この事故もそうでしたが、特に4車線道路や幹線道路、こういったところについては、横断歩道の横断をお願いしたいと思います。引き続き皆様方にもいろいろなところでの情報提供をお願いできればと思います。よろしくお願いいたします。私からは以上でございます。

質問事項

幹事社:
【1.サイバーセキュリティ対策について】
本日、代表質問は1点です。サイバーセキュリティの対策についてです。先週、県の2つの関係機関が不正アクセスで被害を受けたと相次いで発表がございました。1つは県営住宅の入居者474人分の個人情報の漏えい、もう1つは県立中央病院のFacebook公式アカウントの乗っ取り被害でございます。これらの事案を受けて、改めてサイバーセキュリティ対策についてどうお考えか教えてください。

知事:今回の2つの事案について、しっかりと今後の対応をしないといけないと認識しております。まず、県営住宅の関係でありますが、これは委託先の方から個人情報が漏えいしたということでございます。今後このようなことがないように、さらに徹底するため、個人情報を扱う業務委託は、県庁内にもたくさんありますが、この業務委託先に対しての、契約時、そして実行される段階での監督の徹底について、庁内に先週通知を出しまして、今一度、そういった個人情報を扱う業務委託の委託先についての監督の徹底を指示したところでございます。それから中央病院の件は、アカウントが第三者に乗っ取られたという事案であります。この乗っ取られることを防止するという意味においては、県庁内にアカウントを所有している部局もたくさんありますが、パスワードの高度化や、多要素の認証設定、いわゆる例示で言うと、鍵を高度にして、たくさんつけるということだと思いますが、こういったものをもう一度、それぞれの担当部局で徹底をしていただく。こちらについても庁内に先週通知を発出して、徹底を指示したところでございます。以上でございます。

【2.熱中症対策について】
記者:今月も中旬に入りまして、どんどん暑くなってまいりました。改めて今年の夏に向けた県としての熱中症対策というのはどのようにお考えかを教えていただけますでしょうか。

知事:今年もいろいろな報道において、去年と同様の酷暑の予想もあるところでございます。熱中症対策はこまめな水分補給が必要であります。このために、これからも早め早めに、この点についても、いろいろな情報提供をしてまいりたいと思います。今年度からは、新たに若い世代の方への周知を強化するために、YouTubeなどの動画も作成して発信をしていきたいと思います。それから、特に屋外で作業する建設現場であるとか、こういった仕事の上でのリスクもございますので、こういったものに対してはそれぞれの業界団体にも会員企業への取組みの徹底をお願いしてまいりたいと思います。香川県熱中症対策ネットワーク会議というものを昨年度設置しておりまして、今年度も5月中にはこの会議を開いて徹底をお願いしたいと思います。

記者:改めて、県民の方に対して対策の呼びかけというのはいかがでしょうか。

知事:熱中症は他人ごとではなく、いつ自分に起こるかも分からないことですので、油断せずに、一番はこまめな水分補給だと思いますので、しっかりと心構え、実践していただければと思います。

【3.中東情勢緊迫化に伴う原油価格高騰の影響等について】
記者:中東情勢についての影響を幾つかお伺いしたいと思います。まず今の段階での、この中東情勢を受けた香川県内での影響というものを教えてください。特に今、大手企業でインクを節約するとか、溶剤、建築現場の資材とかそういったものが現場レベルでやはりちょっと不足しているというような声がニュースの中でも出てきたりしています。こういった具体的な例が香川県内で出てきているかどうかというところも含めて教えてください。

知事:今、県からも、県内の主だった企業にも直接お聞きをして、影響を把握しているところでございます。その中で、一部の事業者においては、原材料の調達の見通しが非常に懸念されることから、その企業の一部の商品の受注を停止するということが表れている企業もございます。全体としては、将来の懸念は非常に大きくなってきておりますが、当面、何とかやりくりしてるということでありますが、一部の企業にはそのように一部の製品の受注停止が起こっている。このような状況であると思います。

記者:実際、県の相談部署、あるいは国の機関というところに関しては、どれくらいの数の相談が寄せられているのかというところは具体的に教えていただけますか。

知事:国の方には、3月23日から特別の相談窓口を県内15か所に設置しておりまして、先週末までに74件の相談があったということでございます。

記者:その中に、先ほどの一部受注停止しているとか、そういう相談が入っていたということでよろしいですか。

知事:この一部の停止については、県が独自に主だった企業に取材を継続してやっており、その中で特定できた現状でございます。

記者:今年度の連絡会でも、5月の上旬に県の方でアンケートを実施するというようなお話がありましたが、これは先ほどの取材のことなんでしょうか。

知事:それとは別でございます。

記者:だとすると、このアンケートでどういう業界にどういうことを問うて、その回答に関してどういう対応を検討されようとしているのかという、アンケートはまだ未実施かもしれないのですが、想定しているところを教えてください。

知事:このアンケートでありますが、県内の中小企業、中堅企業、そして農畜水産業の企業にもアンケートをしたいと思っております。そして、その中でも、先ほどの受注停止のように、具体的に影響によって経営の一部あるいは相当部分に影響が出ているものを、このアンケートの中でしっかりと把握をして、その解消に努めることにしたいと思います。その解消に努めるべきケースとしては、1つは、受注が受けられないとか、それが企業の主力商品であったような場合には、経営の継続の問題も出てまいりますので、県内企業への融資の支援、これを充実していくこと。それから、目詰まりということを政府もおっしゃっていますが、全体として足りたとしても、一部のエリアだったり業態において、いわゆる大きい意味での目詰まりによってそういった調達が難しくなってきているようなもの、これを具体にしっかり掴んで、状況をきちんと政府に伝えるということが大切ですので、その役割を果たしていきたいと思います。今週にも、今、掴んでいる内容については、経産局の方に県の職員が出向いて、個別具体の課題の状況について、お伝えをする予定にしております。

記者:具体的なところでお伺いしたいのですが、目詰まりということで、現場で物が無いという影響が、これからの時期、エアコンの設置とかにも影響してくるようなお話を何箇所かで聞きました。エアコン自体はあるけれど、それを設置するための部材がない、あるいは取り合いになっている、高くなっているということで、今、何とかできたとしても、来月、再来月、真夏の中で、エアコンが壊れたときに直せませんと、そういうような状況が出てくる心配もあるのではないかと考えています。先ほど幹事社質問でもあった熱中症対策というところも含めて、今日の午後も熱中症ゼロを目指すということでネットワーク会議がありますが、そのゼロを目指すという意味ではここは解消しなければいけない部分というか、早めに手を打たなければいけない部分かと思うんですが、そのあたりについてはいかがでしょうか。

知事:エアコンが手に入らなくなるようなことは、非常に熱中症においても深刻な状況ということで、しっかりそういう状況も、無いことを祈りながらですが、想定しながら、これから準備をしたいと思います。その状況を見ながらでありますが、熱中症対策のいろいろなもの、冷却シートやそういったものの準備ですとか、まだ現時点で始めておりませんが、状況を見ながらそういったものも促したいと思いますし、通常、夏の時期のクーリングシェルターの利用の促進ですとか、いろいろな熱中症対策がありますが、そういったものを今年においては中東情勢と関係して、早め早めにいろいろなものを想定しながら準備していきたいと思います。

記者:今のところなのですが、個別にいくつか調べてみたところですと、大手の量販店はまだ大丈夫だという話はあるんですが、零細でやっている中小企業ですとか少人数の電気事業者は在庫が抱えられないので、注文が入って、それに必要な設置部材、エアコン自体はあるんだけれども、その配管に使うホースですとか、そういった部材が無くなってきているというような話が出てきているんです。そうなると、電気屋でエアコンは買えたけど、家にエアコンをつけるという環境ができないと。こうなると命に関わってきてしまう部分になってくると思うんですね、毎年の、ここ数年を見ていると。こういう事に関する対応、対策みたいなものは何かイメージとしてありますか。

知事:今おっしゃった配管製品とかそういったものが調達できない、これもいろいろな資材がエリアによったり、その種類によって目詰まりを起こしているというのが出てきていますが、それの1つとしてあり得ることだと思います。今、ご指摘もありますし、しっかりとこれからアンケート、そして個別取材を通して、早め早めに掴んで目詰まりの解消、それもできない場合には先ほどの熱中症対策のさらなる充実、こういったものを行って、適切に、これからも早め早めに進めたいと思います。

【4.ふるさと納税について】
記者:ふるさと納税についてお伺いします。先週、林総務大臣が、2024年度のふるさと納税のうち、手数料で事業者に流れる額が約1300億円余りと、大体11.5%だということ等を発言されて、まさにふるさと納税は公金だと、強い問題意識を持っているという発言をされました。香川県も、サイト経由でふるさと納税を受けていると思いますが、この今の現状について、どうご覧になっていますでしょうか。

知事:ふるさと納税を運用する上で、いわゆる仲介の事業者が関与して運営が行われている、これは香川県についても同様の状況であると認識をしております。そして、事業者が仲介することによって必要となっている資金が、全体の中で余りに大きいのではないかということで、林総務大臣の方からも、先週のコメントがあったと思います。ふるさと納税は、税金の納め場所が移転はするんですが、移転に伴って必要経費が多くなるということは、本来できるだけ少ない方がいいということは私もそのように思いますので、よく見ていかないといけない問題であると思います。

記者:知事としては、今の仲介手数料というのは高いと、もし引き下げられるならそうすべきだと思いますか。

知事:現状において、香川県で、手数料が高過ぎて看過できない状況であるということは思っていませんが、今、そういうような問題提起が全国でもされておりますので、よく状況をつぶさに見て、必要な対応を取らないといけないのかなと思っています。

記者:ふるさと納税については、プラスマイナス両面からいろいろこれまで議論がされていますし、見直しもされてきました。この制度そのものについて、知事はどうご覧になっていますでしょうか。

知事:制度そのものについて、いろいろな見方があることは私も承知しております。トータルとして、この制度自身は、今の事業者の必要経費のあり方など見直すべきところはあると思いますが、今後とも継続することが適切な制度ではないかと考えております。

 

以上

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