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公開日:2026年2月4日

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知事記者会見 令和8年2月2日(月曜日)

知事記者会見録

  • 日時:令和8年2月2日(月曜日)13時00分から13時30分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

 

報告事項

・ 令和8年2月県議会定例会の招集について
・ 香川県事業者の未来への投資を応援する総合補助金について
・ エアプサン株式会社による高松-釜山線の期間運航について

質問事項 

1.高松中心市街地の回遊性向上について
2.香川用水の取水制限について
3.エアプサン株式会社による高松-釜山線の期間運航について
4.鳥インフルエンザの移動制限区域の解除について
5.韓国LCC3社の統合について
6.令和7年の県内出生数について
7.令和7年分香川県人口移動調査の結果を受けて


報告事項

知事:
【令和8年2月県議会定例会の招集について】
いつも大変お世話になります。今日もどうぞよろしくお願いいたします。私から3点ご報告させていただきます。まず、令和8年2月県議会定例会の招集についてでございます。2月県議会定例会を2月16日(月曜日)午前10時に招集する予定でございます。当初提案する議案は、令和8年度当初予算関係議案が4件、条例改正などの予算外議案が45件の、合わせて49件を予定しているところであります。令和8年度の当初予算案につきましては、先週、私の方が各部局と調整を行ったところでございます。現在、最終的な詰めを行っているところであります。予算を始めといたしまして、提案する議案の詳細、具体的な内容につきましては、まとまり次第改めてご説明させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。
【香川県事業者の未来への投資を応援する総合補助金について】
次に、香川県事業者の未来への投資を応援する総合補助金についてお知らせをさせていただきます。昨年末の12月25日に議決いただきました補正予算に計上しました、事業者の未来への投資を応援する総合補助金、未来投資応援補助金でありますが、これにつきましては来週2月12日(木曜日)から募集を開始したいと考えております。この未来投資応援補助金でありますが、県内の事業者の稼ぐ力をさらに強くして賃上げにも繋げる好循環を目指して、県内事業者の設備投資に対して補助金を交付するものでございます。補助率は4分の3、補助限度額は100万円でございますが、売上げ10億円以上の企業につきましては上限額を500万円としたいと考えております。この補助金を活用して、県内の事業者の方の成長や生産性に繋がり、それが結果として賃上げにも繋がってくる、そういう積極的な設備投資をこの補助金を活用して進めていただきたいと考えているところでございます。
【エアプサン株式会社による高松-釜山線の期間運航について】
3つ目は、エアプサン株式会社による高松-釜山線の期間運航についてでございます。お手元に資料をお配りしておりますが、今回、韓国の航空会社であるエアプサン株式会社より、3月31日から10月23日までの間、高松-釜山線の期間運航が行われるという発表がございました。この中で7月・8月の運航については現在未定と伺っております。高松と釜山を結ぶ直行便で、期間限定の運航にはなりますが、一定期間、定期的な運航がされるということで、これは初めてのことであります。運航の頻度でありますが、火・金・日の週3往復となっているところであります。ぜひこの便を活用しまして、これまで韓国はソウルと仁川との間で、2つのエアラインが、デイリーを基本にダブルデイリーの運航がされて、韓国と香川県の交流は非常に盛んでありますが、韓国の中の釜山という、大分ソウルから離れたところとの間で定期航空便が開設されるということで、より幅広く韓国の方と香川の交流が促進されることを願っております。先方の韓国の方にも、香川のいろいろな自然の魅力、食の魅力、あるいはゴルフといったこともあるかと思いますが、楽しんでいただきたいと思いますし、香川県民の方もぜひこの便を利用して韓国の方との交流を深めていただきたいと思っております。これからも、インバウンド・アウトバウンド両方の利用促進を、香川県としても高松空港株式会社とも連携しながら進めていきたいと考えております。私からの報告3件は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

質問事項

【1.高松中心市街地の回遊性向上について】
【2.香川用水の取水制限について】
幹事社:本日幹事社の方から2問お願いいたします。まず1問目が高松市中心市街地の回遊性の向上についてです。高松市のサンポート地区と中央商店街を繋ぐまちなか直行バスの運行が昨日から始まりました。また、1月28日からは菊地寛通りの交差点が歩車分離式信号に変更されました。市中心市街地のプロムナード化の狙いとにぎわい創出に向けた意気込みをお伺いしたいと思います。2点目は香川用水の取水制限についてであります。早明浦ダムの貯水率が低下し、ダムの貯水率が50%になった時点で香川用水の一時取水制限が始まることが決まりました。今後も晴れ間が続けば水不足が心配されます。冬場の取水制限に伴う県の対応と、県民に対する節水の呼びかけについてお伺いしたいと思います。以上2点、よろしくお願いいたします。

知事:ありがとうございます。まず1点目に高松中心市街地の回遊性向上についてのご質問がございました。高松の中心市街地においては、できるだけ徒歩やバスなどを中心とした公共交通での移動を更に拡げていくことが狙いでございます。そして、なぜ徒歩や公共交通によって歩く人、滞在する人を増やしていこうかということでありますが、1つは車の利用が街中で少なくなることで CO2の排出が減って、環境、カーボンニュートラルにも寄与があること。それから、歩くことは非常に健康にも良いことでありますので、健康の増進。そして歩くということ、あるいは滞留するということが増えるということは、その空間自身が歩く人にとって安全な空間になってくるということで、交通安全にも寄与すること。それから、歩いて街中を移動することで、消費する、店に入って買い物をする、飲食をする、こういう動機付け、そしてそれを行動に移せるということ。車ではなかなか良い店を見つけてもすぐに入るということが難しいので、個人消費額を増加するという面でも、歩く、公共交通は非常に価値があると思います。今、結婚に向けての出会いというのも、なかなか出会いの機会が少ないんだということが話題になりますが、街中を歩いたり滞留したりすることで出会いの機会も増えてくる。こういったいろいろな意味で、街中については、歩く方、滞留する方が増えるということは、非常に良い面が多いのではないかと思います。もちろん、都市間を移動するとかそういったことで考えると、車の利用というのは地方部には不可欠でありますので、上手く車と徒歩と公共交通を使い分けていく、共存させていく、こういったことがまちづくりにとって重要なのではないかと考えております。今後の意気込みのお話がありましたが、おかげさまでアリーナの集客力が予想以上にありますので、これと、以前より香川、高松で非常に集客力の牽引力があった中央商店街を繋げるということをまずは一番に考えていきたいと思っています。そういう意味で、昨日の直行のバスの運行もその一助になればということでスタートしたところでございますが、この両方が繋がってくることが、さらにこの香川、高松のにぎわい増進に繋がると考えておりますので、まずは両者の繋がりの強化、そしてもう少し街中も、さらに今よりも、歩いて、あるいはバスで回遊できるようなものに、空間もアクセス手段も充実させたいなという意気込みでおります。それから香川用水でございますが、雨の無い日が続いているわけですが、現在早明浦ダムの貯水率は、本日の夜中の0時現在で58.2%となっておりまして、平均の値は82.7%でございますので、大きく下回った状況になっております。このような状況を受けまして、国や四国4県で構成されます吉野川水系水利用連絡協議会が先週金曜日の1月30日に開催されたところであります。この協議会の中で、今後の香川用水への取水制限などの協議が行われ、第一次取水制限の実施を開始する貯水率を50%程度とし、その際に香川用水への供給量を20%削減することとなったところでございます。県の対応ですが、この協議会の開催を受けまして、県庁内の各関係課長などで構成します香川用水取水調整対策連絡会議を1月30日に開催いたしまして、第一次取水制限の開始と同時に県民の皆様への節水を呼びかける立て看版を県庁内にも設置しまして、公用車へ節水の啓発プレートを貼りつけまして、県民の皆様へ節水啓発活動を実施することとしております。また、県庁内の洗面所の水圧調整など、自らの節水にも取り組むことにしております。ぜひ県民の皆様には節水のご協力をお願いしたいと思います。以上でございます。よろしくお願いいたします。

【3.エアプサン株式会社による高松-釜山線の期間運航について】 
記者:釜山線の期間運航について、これはどう先方にアプローチされたのか、向こうからお応えがあったのかを教えていただけますか。

知事:この釜山-高松の便につきましては、エアプサンの方から開設の検討をしているという連絡が少し前にございまして、ぜひ高松空港にということで、高松空港株式会社とも連携して、同社に対して本県のいろいろな観光資源のことですとか、受け入れ環境のことを説明して開設の働きかけをしてきたと、こういう経緯の中で今回の開設が決まったものでございます。

記者:一番最初は先方からあって、こちらから何かプロモーションをされたということは無かったのでしょうか。

知事:検討したいというお話がありましたので、ぜひということで、観光コンテンツやアクセスの説明、それから空港でどんなことで受け入れがされるかという、その点について説明をして、開設を働きかけてまいりました。

記者:なぜ高松空港に、という話は何か聞かれたりしていますか。

知事:直接今回の決め手というような話はございませんが、これまでも含めて一般的に、この地が近隣の県についても交通のアクセスが非常に良いということが第一に挙げられております。

記者:一方で上海線はまだ運休の状態ですが、その辺りの再開へのアプローチというのはどのように行いますか。

知事:今の時点では、現在のいろいろな日中間の情勢もあろうかと思いますので、特別な再開のアプローチはしておりませんが、早期に再開してほしいという気持ちは強く持っておりますので、また、よく機会を見てアプローチしたいと思います。

【4.鳥インフルエンザの移動制限区域の解除について】
記者:鳥インフルエンザの関係で、このまま順調に進めば明日の午前0時に移動制限区域の方が解除されますが、今現在、新たな感染の有無であるとか、この見通しがどうなりそうか教えてください。

知事:おかげさまで、年始早々発生したものについては、それ以外の農場での感染が無いという状況で現在に至っているところであります。他の県についても現時点ではございません。まだ、過去の例を見ても2月に感染が発見された事例もございますので、今回のこともありますし、各農場には感染防止対策の徹底を働きかけていきたいと思います。

記者:移動制限区域の方は、解除される見通しということで間違いないでしょうか。

知事:このまま順調に他の感染が広がることがなければそのようになります。

【3.エアプサン株式会社による高松-釜山線の期間運航について】 
記者:今回3月から10月までの期間運航ということですが、香川県としてはこの期間運航を、その後の結果次第でというような状況なのかもしれないのですが、改めて継続に関して知事の思いはありますか。

知事:ぜひ、今回の期間運航を定期運航に繋げていければと思っております。そのためには、先方のインバウンドの促進ということも行いたいと思っていますし、例えば金曜日の19時35分に高松空港を出発しまして、また日曜日の最終は釜山17時20分発で高松18時40分着という、週末を利用した小旅行も可能なダイヤになっておりますので、香川県民の方にもぜひこの機会に、パスポートの取得も含めてぜひという思いでおります。

記者:7月・8月は未定ということですが、これは何か特に理由みたいなものがあると聞いていらっしゃいますか。

知事:特には聞いておりません。

【5.韓国LCC3社の統合について】
記者:先日来、韓国の航空会社で、このエアプサンですとか、今ソウル線が運航されているジンエアー・エアソウル、この3社が来年にも統合するというような話が出てきています。今回のエアプサンとの話の中で、今後の路線の運航についての話であったり、今後のことについて何か話はあったのでしょうか。

知事:大韓航空とアシアナ航空、それぞれジンエアーの親会社あるいはエアソウルとエアプサンの親会社ですが、この統合については2026年末に向けて手続きを進められており、ジンエアー・エアソウル・エアプサンも1社に統合されると報道ベースで承知しております。このことと今回の開設についての関わりについては何も先方からはお聞きしておりません。

記者:1つになるということで、ソウル線が今はダブルトラック化していますが、今後、来年の話というのは今話すべきではないのかもしれませんが、知事としては、国際線の韓国向け路線というのはどのように考えていかないといけないと思いますか。

知事:経営上のことは私からはコメントできることはないのですが、現在ソウルがダブルデイリーになって、今回釜山の期間運航も始まるわけですが、ぜひ統合後もこのような便が継続、また拡充ということも含めて実現していけばいいと考えております。

【6.令和7年の県内出生数について】
記者:本日発表された人口移動調査で、昨年の県内の出生数が前年から横ばいになったということが発表になりました。知事はかねてから出生数の反転というのを目標に掲げていらっしゃいましたが、横ばいになったことに対する知事の所感をまずお伺いしたいと思います。

知事:このことについては今日公表させてもらっていますが、非常に、今後の出生数の反転に向けて良いニュースだと感じております。"出生数を増加する"ということが今の世代ができる取組みでございますし、人口や定住の増加についてできる手立てであります。これは、望む方が出産できるということを考えていくということですが、経済的なサポート(の有無)、核家族の中で孤立する可能性が以前より大きい子育て中の父親・母親、そして共稼ぎが前提の状況になってきている中で、子育てとの両立が難しい。こういった3つの課題があったわけですが、それぞれに、県も市町と連携していろいろな手立てを打ってきました。そういう中で、ようやく減少が止まったということは、1つ、局面を変えていく足がかりが実績として示されてきたかと思います。ただ、まだまだ先ほどの3つのことについては十分でないと考えておりますので、企業とも連携して、いろいろなNPOや民間団体の方の協力も得ながら更に充実させて、望む方が出産できて結果的に出生数も反転できる、こういう取組みをこれからも着実に進めていきたいと考えております。

記者:出生数が下げ止まったことは県がこれまで取り組まれてきた少子化対策の効果であるという評価を知事はされていらっしゃいますか。

知事:出生数の場合は、望む方が出産に踏み切れるかという心の問題がありますので、なかなか、県が行った政策との関連を評価するのは難しい面がありますが、先ほどの3点については、着実に前進する方向で、今、進んできておりますので、出産ができるかどうかの判断のときに、プラスの方向に前提条件が進んでいるということは言えるのではないかと考えております。更にそれを前に進めないと、このまま反転がスムーズにいくというところまではまだ至っていないかと思いますが、ようやくそういう判断の材料・判断のベースが変わってきたということが1つ現れてきているのかと思います。

【7.令和7年分香川県人口移動調査の結果を受けて】
記者:人口移動調査の報告の中で、県外社会増減が平成27年以来10年ぶりに増加したということなんですが、これに対する受け止めとその要因みたいなところで分析されているものがあれば教えてください。

知事:もう少し要因は分析してみないとなかなか現時点でコメントが難しいのですが、全体としては、オンラインの進展で必ずしも都会に行かなくても自分のやりたいことができるような状況が整ってきていることなどが、県外との関係で少し人口移動の流れが変わってきている。同じ理由で、移住される方も過去最多になってきているのですが、こういったこともあるかと考えております。それと転入超過全体を見ますと、国外からの方も増えてきておりますので、こういった影響もあるかと思います。

記者:転出超過の方を見ると、まだ大阪とか東京、関西圏・首都圏への転出が続いているかと思います。これに対する県の取組みや、力を入れていきたいことについて教えてください。 

知事:まずきっかけになるのが、高校を出て大学に進学する時点と、大学を卒業して就職する時点。これが大きな都会への転出のポイントになりますので、両方に対して手を打ちたいと思っていまして、高校から大学進学については、県内への大学だったり専門学校への進学を、より動機づけが増えてくるようなことにしたいと思いますし、就職の段階では、県内に就職することで奨学金の返済にプラスになることを更に強めていくことや、元々県内の企業自身が、保護者の方も含めて、十分にその力を知っていただいていないところもありますので、そういった県内企業の素晴らしさをもっともっと知ってもらう取組み、こういったことを進めていきたいと考えております。

以上

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