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11月23日(木曜日・祝日)、かがわ国際会議場で、県と高松市の主催で「かがわ・まちづくりシンポジウム」を開催し、160名を超える方々にご参加いただきました。
現在、四国の玄関口であるサンポート高松地区では、県立アリーナ(あなぶきアリーナ香川)や駅ビル、大学の整備などが進み、大きく変わろうとしています。私は、この地区がさらに人でにぎわい、活気ある場所になるためには、安全で、楽しく、歩きたくなるまちづくりを行うことが大切だと考えています。
県では、この地区のプロムナード化の検討を行っており、今回、県民の皆さまと一緒にこれからのまちづくりを考えるため、このシンポジウムを開催しました。
シンポジウムでは、県からプロムナード化検討の報告、高松市から市民参画のまちづくりについて説明をした後、京都大学大学院の藤井聡先生をお招きし、「なぜプロムナード化が都心活性化のために求められるのか?」をテーマに基調講演をしていただきました。
基調講演では、欧州と日本のまちづくりの比較を例に、人が歩きやすく滞在しやすい場所をつくることで、人が集まるだけでなく地域の産業も潤う好循環が生まれることなどを、データを基に分かりやすくご説明していただきました。
今回の講演を一つのヒントにしながら、香川県としても、人中心のまちづくりを進めてまいりたいと思います。
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