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公開日:2023年6月20日

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「第39回香川用水水口祭」に出席しました

6月11日(日曜日)に香川用水記念公園で行われた香川用水土地改良区主催の香川用水水口祭(みなくちさい)に出席しました。
水口祭の「水口(みなくち)」とは田んぼに水を引き入れる入口のことを言います。讃岐では昔から、4月中旬に田植えの準備作業をして地ごしらえをしたとき、水口へ氏神さんから頂いた「お札」(護符)を立て季節の花や焼き米をお供えして水への祈りと感謝をささげる風習があります。これにちなんで、吉野川の水が阿讃トンネルを通り最初に水面を見せる香川用水東西分水工を水口に見立てて、毎年、讃岐平野の田植えが本格化する6月11日に水口祭が開催されています。

今年は4年ぶりに中国四国農政局や、地元三豊市など関係者の皆さまが参列して、配水の安全と豊潤を祈願し、併せて水への感謝の気持ちを新たにしました。神事が厳かに行われた後、地元伝統芸能である財田鍬(くわ)おどり、財田町長野獅子、大野原龍王(りゅうおう)太鼓、綾子踊が奉納されました。
また、参加者には丸亀市の有志で結成されている「碧空会(あおぞらかい)」の方々による「手打ちうどん」のお接待が行われました。
香川用水水口祭が行われた香川用水記念公園は、香川用水の歴史が学べ、水に親しめる公園ですので、ぜひ足を運んでみてください。

昭和49年の通水以来、約半世紀にわたり香川県を潤してきた香川用水の恩恵と水源地域の方々のご理解に感謝するとともに、次の世代に香川用水の歴史を伝承していくよう努めてまいります。

神酒奉灌の様子

綾子踊(あやこおどり)のようす

 

 

 

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