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5月21日(日曜日)に、G7香川・高松都市大臣会合関連イベント第一弾として開催した、「持続可能な都市の実現を考えるシンポジウム」に参加いたしました。
第1部の基調講演では、都市政策の専門家である筑波大学の谷口守教授に、「持続可能な都市づくりとは」をテーマにご講演をいただきました。
講演では、持続可能な都市づくりについて、「(1)都市計画に行政・民間・市民一人一人が参画すること、(2)自動車に頼らずに街の中心にアクセスできるネットワークを整備すること、(3)デジタル技術等をうまく利用しながら都市空間における交流人口を増やし賑わいを創出すること、これらを一体的に取り組むことで、都市の持続可能性を高めることができること」など、これからの都市づくりを考える上で、非常に示唆に富んだお話をお伺いすることができました。
第2部では、谷口教授をコーディネーターに、高松市長の大西秀人さま、フリーアナウンサーの中野美奈子さま、高松丸亀町商店街振興組合理事長の古川康造さま、そして私の5人で、パネルディスカッションを行いました。
各パネラーがそれぞれの立場や経験から、「持続可能な都市の実現に向けて、香川・高松に必要なこと」について議論をいたしました。特に、自動車の利用について、持続可能な都市の実現を目指す上で、その利用方法を改めて考えていく必要があるという共通認識が得られました。
都市大臣会合の開催を契機として、このような機運が盛り上がっていくことを大いに期待しています。
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