日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinいわてに出席しました

5月29日（月曜日）に岩手県盛岡市で開催された日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットに出席しました。

日本創生のための将来世代応援知事同盟は、人口減少社会に歯止めをかけ、地方への人の流れをつくり、東京一極集中社会を変えるとともに、独自の発想と実行力を持って人口減少社会に立ち向かうトップランナーを目指す知事が同盟しているもので、平成27年に発足し、現在の加盟県知事は、私を含め22名となっています。

サミットの冒頭には、小倉將信内閣府特命担当大臣よりビデオメッセージを頂き、その後、山崎史郎氏（内閣官房参与（社会保障・人口問題））の基調講演をはじめ、地域・社会による子育て支援などについて、各県知事や有識者と熱心に意見交換を行いました。

意見交換の中で、私からは、子育て世代が感じる孤独を解消するため、子育てに関する不安や悩みを相談できる場所を充実させる取り組みが必要であることなどを申し上げました。

サミットの最後には、これからの日本を担う将来世代が夢や希望を持てる社会を実現していくために取り組む知事たちの決意を盛り込んだ「いわて声明」を共同で発表しました。

また、翌日の30日（火曜日）には、岩手県紫波郡紫波町のオガール紫波を視察しました。オガール紫波は、公民連携の手法によりJR紫波中央駅前に整備され、図書館や町役場、飲食店、クリニック、保育園、体育館、ホテルなどが入った複合的な施設です。民間企業の知恵やアイデアを活用した地域の活性化策について説明をお聞きし、地方創生の先進的な取り組みを視察できたことは大変有意義なものでした。

今後も、同じ志を持つ知事の皆さまと意見交換を行い、情報共有を図りながら、地方が抱えるさまざまな課題解決に努め、一層の発展につなげてまいります。