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肥満は、万病のもとです。肥満はインスリンの働きを低下させ、肥満でない人より5倍も糖尿病を発症しやすいといわれています。
BMI | |
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低体重(やせ) | 18.5未満 |
普通体重 | 18.5以上25未満 |
肥満 | 25以上 |
統計的にもっとも病気にかかりにくいのはBMI22とされています。
血糖値が高めで、肥満の人は、健康的な食事と運動習慣を身につけることで糖尿病の発症率は、半分以下になるといわれています。
また、血糖値を下げる薬を予防的に飲むよりも運動を続けたほうが効果的といわれています。
なお、糖尿病の治療中の方は、運動を始める前に、必ず担当医に相談してください。
時間帯 | 食後1時間ほど。運動をするとブドウ糖を消費し、インスリンの分泌を促進する。 |
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種類 | 十分に呼吸しながら行う有酸素運動の「ウォーキング」がおすすめ。息を止めて行う「無酸素運動」では、脂肪があまり消費されず、インスリン抵抗性が改善されにくい。 |
強さ | 少し早足で、人と会話できる程度がよい。 |
程度 | 1日合計30分間~60分間くらいの運動を1週間に3~4日以上行うと効果的。 1日のうち10分間×3回など、分けておこなっても効果はある。 |
よい姿勢で歩くと効果が高まります
健康づくりのための運動に取り組む県民が増えるよう、「あ♪歩こう」を合言葉に歩くことの習慣化を目指した「あ♪歩こう運動」を実施しています。「健やか香川21ヘルスプラン」の身体活動・運動領域の実践指針では、「今より1,000歩、多く歩こう」を目標にしています。
「あ♪歩こう運動」ホームページURL:https://www.pref.kagawa.lg.jp/kenkosomu/aruko/
持久力や筋力が高いと生活習慣病の発症リスクが低くなることが明らかになっています。持久力や筋力を向上させるには、筋肉や骨格を意識して体を連動させ、しっかり動かすようにするとよいでしょう。でも、あまり意識しすぎるとギクシャクした動きになって体を痛めることも。最初は普段どおりに歩き、背筋をのばすことやひじを後ろに引くことを意識してみましょう。慣れてきたら少し速く歩いてみます。
筋力の向上には、階段や坂道を歩くことが効果的です。
体重60kgの人が駅まで20分の距離を往復歩くと、エネルギー126kcal(ビール300mlやうどん半玉に相当)を消費することになります。
GI値 | 食品名 |
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高い (概ね70以上) |
食パン・フランスパン・白米・もち・うどん・コーンフレーク・じゃがいも・にんじん・とうもろこし・こしあん・つぶあん・キャンディー・チョコレート・ドーナツ・ショートケーキ・はちみつなど |
中 | ライ麦パン・長いも・さといも・かぼちゃ・すいか・パイナップルなど |
低い (概ね60以下) |
全粒粉パン・そば・おかゆ・玄米・豆腐・納豆・枝豆・野菜全般(いも類・にんじん等を除く)・きのこ類・リンゴ・みかん・キウイなど |
う~んと | うどんにもおかずをそえる |
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かん | 噛みごたえのある食べ物を選ぶ |
で | できるだけ大きめに切り、料理する |
た | 食べ物を飲み込んでから、次の物を口に入れる |
の | 飲み込もうと思ったら、あと5回噛む |
し | 汁物やお茶などの水分と一緒に飲み込まない |
み | みんなで楽しく、ゆっくりした気分で食べる |
が | 外食は、定食を選ぶ |
ひゃく | 一口量を少なくする |
ばい | 早く起きて、ゆっくり朝ごはんを食べる |
(中讃保健福祉事務所健康づくり協議会)
糖尿病の人は、免疫力が低下し、歯ぐきの炎症が起こりやすくなり、歯周病が発症・進行する可能性があります。
糖尿病の人、またその予備群の人は、歯周病の発症、重症化予防のため、しっかり歯みがきすることが大切です。
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に当てて、細かく振動させるように磨きましょう。
毎日の丁寧な歯みがきとバランスのとれた食事や規則正しい生活を心がけましょう。毎日鏡に向かうついでに歯と歯ぐきもチェックする習慣を。
かかりつけ歯科医院を決めて、半年から1年に1回は「歯の健康診断」を受けましょう。早期発見と専門的なクリーニングで口の中を徹底的にきれいに。
歯周病の原因はプラーク中の細菌ですが、歯のすき間にはプラークがたまりやすく、普通の歯ブラシでは完全に落とすことは不可能です。そこで「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」を活用しましょう。力を入れすぎると歯ぐきを痛めることがあるので、一度歯科医院で相談してみましょう。
タバコを吸う人は、吸わない人よりも歯周病にかかりやすいといわれています。また、治療をしても治りが悪いことがわかっています。喫煙の習慣がある人は、歯ぐきの健康の面からも是非禁煙をおすすめします。
たばこには、タール、ニコチン、一酸化炭素など多くの有害物質成分が含まれています。
たばこを吸うと、血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。
心臓、脳血管にも大きな影響を与え動脈硬化をさらに進めます。
糖尿病合併症も加速します。
健康のためには、たばこを吸わないことが一番です。
糖尿病の基礎知識
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