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公開日:2023年8月9日

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腸管出血性大腸菌感染症が増加しています  

令和5年のO157やO26など腸管出血性大腸菌による感染症については、全国では、令和5年第30週現在(令和5年1月2日~令和5年7月30日まで)、47都道府県から1615件の感染が報告されています。
本県では昨年1年間で24件の報告がありましたが、今年7月30日までの累計で19件の報告があり、このうち14件が7月に入ってからの報告でした。
腸管出血性大腸菌は過去にも集団食中毒の原因となっているほか、小さなお子様が重症化するケースも知られています。今後、気温もさらに上昇するなど細菌が繁殖しやすく、発生数が増加する時期を迎えることから、感染予防に努めましょう。

<県民の皆様へ> 
・食品は新鮮なものを購入し、冷蔵や冷凍が必要なものはすぐに保冷しましょう。
・腸管出血性大腸菌は熱に弱いので、食品(主に肉など)は中心部まで十分に加熱(75度以上で1分間以上)して、しっかり火を通しましょう。
・生野菜については、流水で十分に洗ってから食べましょう。せっけんでよく手を洗い、まな板・包丁などは熱湯や塩素系漂白剤で消毒しましょう。
・二次感染を予防するために、患者の便などに触れた場合やおむつ交換等を行った時は、せっけんで十分に手を洗い、汚れた衣類などは塩素系漂白剤に浸してから洗濯しましょう。

〇香川県における腸管出血性大腸菌感染症発生状況

  令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年
届出件数 42 30 25 24 19

                                     ※令和5年7月30日現在

報道提供資料(PDF:2,041KB)

チラシ(夏・秋に多発する腸管出血性大腸菌感染症を予防しましょう)(PDF:585KB)

チラシ(お肉はしっかり焼いて食べようね)(PDF:1,388KB)

 

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