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感染症発生動向調査において、インフルエンザ患者の1定点医療機関あたり(47定点医療機関)の報告数が、令和5年第49週(令和5年12月4日~令和5年12月10日)で31.91人となり、流行警報発令の基準値である1定点医療機関あたり30人を上回りました。この時期に30人を上回ったのは、2009年以来2番目の早さです。
学校などで学級閉鎖等が多くなっています。感染拡大を防ぐためにも、一人ひとりが、手洗いや咳エチケットの励行など、インフルエンザ予防対策を、心がけてください。
○こまめに手洗いをしましょう。
○人混みや繁華街への外出を避けましょう。
○十分な休養とバランスのとれた栄養をとりましょう。
○室内の湿度を適切(50~60%)に保ち、乾燥に気をつけましょう。
○咳やくしゃみのある時は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りから顔を背け1~2m離れましょう。
○使用後のティッシュは、蓋つきのゴミ箱にすぐ捨てましょう。
○口や鼻を押さえた手や腕は、よく洗いましょう。
○外出はできるだけ控えましょう。
○医療機関でのルールを守り、具合が悪ければ早めに受診しましょう。
○受診する際には、必ずマスクを着用しましょう。
○インフルエンザにかかった時に重症化のリスクが高いといわれています。
心配なことがあれば、あらかじめ、かかりつけの医師と対応を話し合っておきましょう。
○インフルエンザワクチンは、発症した場合の重症化防止に有効と報告されており、特に高齢者や基礎疾患のある方など、重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。
○ワクチン接種を希望される方は、あらかじめ医療機関に連絡のうえ、接種しましょう。
※インフルエンザの定点医療機関数 47医療機関
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