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温室効果ガスは、排出量の中で割合が高い二酸化炭素が一般によく知られ影響も大きいとされていますが、この他にも農業・畜産業の生産現場から発生するメタンや燃料の燃焼・工業プロセスから発生する一酸化二窒素及び冷凍・空調機の冷媒や工業などで使用されているフロン類などが知られています。
フロン類については多くの種類があり、オゾン層を破壊するものとしないものに分けられますが、どちらもの二酸化炭素の数百倍から一万倍を超える温室効果を持っています。
香川県環境保健研究センターでは、これまでは、オゾン層破壊の観点から大気中のフロン類の濃度を測定してきましたが、令和元年度からは、使用量が多く地球温暖化係数が高いフロン類を中心として、標準物質が入手可能で、ガスクロマトグラフ等で測定が可能と考えられる物質について測定方法を検討しデータを蓄積することとしています。
出典:IPCC第6次評価報告書WG3FigureSPM.1-a「人為起源GHG排出量の推移」より2019年の割合/
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/(外部サイトへリンク))より
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