ここから本文です。
一酸化二窒素は大きな温室効果を持つ気体であり、大気中の寿命は121年です。海洋や土壌から、あるいは窒素肥料の使用や工業活動に伴って放出され、成層圏で主に太陽紫外線により分解されて消滅します。
大気中の一酸化二窒素濃度は、世界各地で観測され、日本でも気象庁などが測定しています。
大気中の一酸化二窒素濃度は年々増加しており、2018年の世界平均濃度は331.1ppbとなり、工業化(1750年)以前に比べ23%増加しています。
大気中一酸化二窒素濃度の変化(世界平均)
大気中一酸化二窒素濃度の変化(気象庁の観測地点)
出典:温室効果ガス世界資料センター(WDCGG)ホームページ及び気象庁ホームページのデータを用いて作図
このページに関するお問い合わせ