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公開日:2024年8月26日

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ウミホタル観察講座(観音寺市会場)を開催しました!

  • 日時 令和6年8月3日(土)19:00~21:00
  • 会場 室本公民館、室本港(観音寺市室本町)
  • 講師 中野 耕治 氏(かがわ里海ガイド)
  • 講師アシスタント 高橋 真央 氏(かがわ里海ガイド)、竹田 奈穂 氏

 8月3日(土)、室本公民館、室本港にて「ウミホタル観察講座」を開催し、26名が受講しました。本講座では、水質のいいところに棲んでいるウミホタルの採集・観察を通して里海への関心を深めることを目的に開催しました。

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〈座学〉ウミホタルの生態について学びました

 はじめに、夜光虫とウミホタルの違いについて解説していただきました。夜光虫は体長1mmほどの大きさの植物性プランクトンで、海面に浮かんで生活し、波の刺激を受けたりすると発光物質が細胞内部でピカっと光るそうです。一方、ウミホタルは体長3~5mmほどの大きさの甲殻類で、昼間は砂地にもぐって生活し、夜になると海面付近まで浮遊し、危険を感じたり刺激を受けたりすると口から発光物質と酵素を吐き出し、それが海中の酸素と反応して青白い光がぼんやり光り続けるそうです。次に、みんなで記念撮影をして海岸へ移動しました。

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ウミホタルの採集に挑戦しました

 海岸へ移動し、子どもたちはライフジャケットを着用しました。ウミホタルを捕まえるには、夜の海岸でウミホタルの好きなエサでおびき寄せます。受講者は事前に作製したペットボトル製の採集装置の中にエサ(鯛ちくわ)と石と海水を入れ、採集装置の仕上げを行いました。そして講師から採集装置の持ち方、海への投げ入れ方、引き上げ方を聞き、岸壁から採集装置をゆっくりと海に沈めました。

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ウミホタルを観察しました

 投げ入れてから15分ほど経った後、紐をたぐり寄せて採集装置を引き上げ、採集装置の中の海水を勢いよく大きなバケツに移し替えると青白い光を観察することができました。受講者は手でウミホタルを触ってみたり、懐中電灯で照らして泳ぐウミホタルの様子を観察するなど、その動きや発光現象を楽しみました。大人も子どももその美しさに満足した様子でした。観察後、ウミホタルをみんなで海に戻しました。

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 室本公民館に戻り、まとめと振り返りを行いました。今回の調査では多くのウミホタルが観察できました。受講者からは「初めてウミホタルを見れた」、「瀬戸内海の大切さがわかった」、「また家族でウミホタルを採りに行きたい」などの感想が寄せられ、豊かな海について考えるきっかけになる有意義な講座となりました。

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