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令和3年6月に瀬戸内海環境保全特別措置法が一部改正されて新たに栄養塩類管理制度が創設されました。この制度に基づき、香川県では、本県海域での生物の多様性と水産資源の持続的な利用の確保の課題に対応するため、「香川県栄養塩類管理計画」を策定し、栄養塩類の増加措置を計画的に実施します。
~計画策定の背景~
~香川県栄養塩類管理計画の概要~
対象物質 | 水質の目標値※【上限】 |
---|---|
全窒素 | 0.3mg/L |
全燐 | 0.03mg/L |
実施者 | 事業場名 |
高松市 | 香東川浄化センター |
さぬき市 | 鴨部川浄化センター |
東かがわ市 | 三本松浄化センター |
香川県 | 大束川浄化センター |
〃 | 金倉川浄化センター |
モニタリングの実施栄養塩類増加措置により、周辺海域において環境に及ぼす影響についての調査として、周辺環境モニタリングを通年で実施します。また、栄養塩類増加措置により、特にノリ養殖漁場への効果が現れやすいことから、ノリ養殖漁期中に栄養塩類のモニタリング及びノリの色調調査を実施します。
計画の順応的管理県は、モニタリング結果を分析、評価し、計画を慎重に運用していきます。また、周辺環境への影響に関して、想定外の事象が起きた場合には、県は、直ちに栄養塩類増加措置の中止・変更を判断し、栄養塩類増加措置実施者に対応を求めます。
香川県栄養塩類管理協議会の設置関係者等から広く意見を聞く場として、香川県栄養塩類管理推進協議会(以下、「協議会」)を令和5年1月に設置しました。協議会は、計画の策定や変更時にはその都度開催します。
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