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公開日:2024年2月28日

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第4回かがわ食品ロス削減大賞/第1回かがわプラスチック・スマート大賞

表彰式

第4回かがわ食品ロス削減大賞/第1回かがわプラスチック・スマート大賞の表彰式を2024年2月14日(水曜日)に県庁で開催しました。
たくさんのご応募の中から、「環境森林部長賞」、「優秀賞」、「特別賞」をそれぞれ選定しました。

全体写真

第4回かがわ食品ロス削減大賞

環境森林部長賞(大賞)

うどんまるごと循環コンソーシアム

うどんまるごと循環コンソーシアムうどん工場などで廃棄されるうどんや食品残渣を分別・回収し、バイオマス発電(うどん発電)や堆肥化により、うどんからうどんを再生産するという「うどんをまるごと循環させる」システムを構築しました。
うどん店(さぬき麺業)より、規格外で焼却処理されてきた真空パックの「ゆでうどん」(賞味期限3か月)を譲り受け、フードバンク活動を支援したり、食品ロス削減の普及啓発の講演会や、小中学校向けの出前教室を開催しています。

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たるる賞(優秀賞)

マックスバリュ西日本株式会社

マックスバリュ西日本株式会社県内49店舗でフードドライブを実施し、子ども食堂等に寄贈しています。
全店舗においてISO14001認証を取得し、食品廃棄率削減を目標に掲げた環境配慮型の店舗運営を行っており、食品残渣等のリサイクルにも取り組んでいます。
また、5 A DAYSと連携し、小学生に対する食育教育も推進しています。

香川県立三本松高等学校「三高みんなの食堂プロジェクト」

三本松高校高校の学食の運営において高校生と地域の生産者が一緒に活動し、食品ロスの削減や地産地消に取り組み、地域ぐるみで持続可能で新たな形の高校学食の仕組みを作り上げました。全校生が参加者で、高校生の意識を高めています。
生産者が学食運営に携わることで、規格外品や未活用部位、過剰に収穫されたもの等を活用し、生徒が地元産の食材を安価に多く食べることができ、生産者にとっても消費者と直に接する機会としてやりがいを感じています。
また、食品ロス削減メニューとして、規格外ブロッコリーのスープやクッキー、ハマチ・ブリの中骨周りでハンバーグやふりかけ、校内の梅の実で梅ジュース等を生徒が開発しました。1日1メニューのみ、事前購入食券制で運営しています。

社会福祉法人琴平町社会福祉協議会

琴平町社会福祉協議会市場に出回らない規格外のにんにくを、社会福祉協議会が市場価格プラス100円で買い取り、障害のある方々が一次加工を担い、琴平町産にんにくを100%使用したガーリックオイル「ガァリック娘」を製造・販売し、その収益を琴平町の地域福祉に還元しています。
また、宝食品との農商工連携により、障害のある方々の働く場を確保するとともに、にんにくの搾り残渣を「フライドガーリック」や「ガーリックライスの素」として販売することで、食品ロス削減に貢献しています。

三豊市立下高瀬小学校

三豊市立下高瀬小学校地域のボランティアによる朝食を希望者に学校で提供する『下小モーニング』の実施や、三野町学校給食センターの栄養教諭による食育指導を年間カリキュラムにすることで、食の良習慣への啓発活動を行っています。
また、「新下小もったいない憲法」に「食べ残しをしない」を位置付け、給食残菜0(ゼロ)の日をシールで表示したり、給食委員会による給食時の紙芝居により、給食の食べ残し0(ゼロ)に取り組んでいます。

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協力店特別賞(特別賞)

協力店特別賞(特別賞)は、マックスバリュ西日本株式会社が受賞しました。(たるる賞(優秀賞)との重複受賞。)

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第1回かがわプラスチック・スマート大賞

環境森林部長賞(大賞)

特定非営利活動法人アーキペラゴ

アーキペラゴ2009年から瀬戸内海の海洋プラスチックごみ問題の解決にむけて、マイボトル推進活動に取り組んできましたが、マイボトル使用を更に推進するため、無料給水機設置の普及に向けて、2018年から「オアシスマッププロジェクト」を開始し、水やお湯を無料で給水できる場所(オアシススポット)を地図上で可視化した「オアシスマップ」を公開しました。
また、無料給水に協力してくれる飲食店や事業所には、オリジナルのポスターやステッカーを配布したり、クラウドファンディングを通じて、高松市役所前に屋外型給水器を寄贈しました。

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プラスチックスマート賞(優秀賞)

川崎化工株式会社

川崎化工従来プラスチックで作られていたウェットティッシュボトル容器を、生分解性の高い米粉(南魚沼産)由来のバイオマス原料等の素材に置き換え、従来品と比較して石油由来プラスチックを約60%削減した製品を開発しました。
また、社内で成形途上に発生する製品の不要部分(ランナー)や、検品工程で発生する不良品(外観不良等)について、粉砕機で粉々にした後、プラスチック原料に50%再生原料として混ぜて再度成形するという自社内でのリサイクル体制を構築しています。

中商事株式会社

中商事瀬戸内海のマイクロプラスチックごみ問題や衣料品の廃棄問題を発端に、地域の循環拠点となるライフスタイルショップ「AJI CIRCULAR PARK(アジサーキュラーパーク)」を展開。
地産のプロダクトや、国内外から厳選されたサステナブル・プロダクト(海洋プラスチックごみをリサイクルした繊維で作った服、ポリ袋のアップサイクル製品等)、衣類の製造過程で出てくる端材を販売しています。
その他店内では、地産地消やロス削減に取り組むカフェ、古着の交換サービス、廃材を使ったワークショップを行う等、地域に根ざした循環型の暮らしを楽しむための様々な出会いが生まれる場所となっています。

株式会社ローソン 中四国カンパニー

ローソンプラスチック製容器包装について、2030年に2017年比30%削減を目指し、プラスチック使用量を削減したスプーン・フォーク(持ち手部分に穴をあける)、サラダ蓋のシールタイプへの変更、パッケージの直接印刷技術の導入による商品ラベル貼付不要化を導入しています。
2023年11月より順次、アイスコーヒーの蓋を約0.4g削減したものに変更しています。

株式会社イチーナ

イチーナ2019年に立ち上げた自社ブランド「ThinKniT(シンクニット)」を中心に、環境に配慮した商品を企画・製造・販売を行う中で、2020年にマイクロプラスチックによる河川や海洋の環境汚染削減に役立つウール100%のキッチンたわし「DISH WASH(ディッシュウォッシュ)」を開発しました。
ウール素材の水中の微生物や土壌のバクテリアにより生分解される特徴を活かし、「環境に配慮したたわし」として、環境問題に関心の高い海外向けにもPRしています。

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

セブン‐イレブン高松市内40 店舗(2023年8月末現在)にペットボトル回収機を設置し、お客様から回収したペットボトルを再原料化し、もう一度ペットボトルに戻す、ボトルtoボトルによるプラスチックのリサイクルを
実施し、プラスチックごみの削減に取り組んでいます。
「手巻きおにぎり」のパッケージについて、バイオマス素材の使用量を増やし、さらに肉薄化したフィルムに変更することにより、石油由来のプラスチック使用量の削減に努めています。

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スマートショップ特別賞(特別賞)

スマートショップ特別賞(特別賞)は、株式会社ローソン 中四国カンパニーが受賞しました。(プラスチックスマート賞(優秀賞)との重複受賞。)

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