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公開日:2021年4月7日

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「かがわ食品ロス削減大賞」表彰式を開催しました!受賞者と取組内容をご紹介します!

香川県では、家庭と事業者の双方から出ている食品ロスの削減に向け、効果的な取組みを広く普及させることを目的として、「かがわ食品ロス削減大賞」を初めて実施しました。
家庭部門には180点、企業・団体部門には4点のご応募をいただき、下記の皆様を環境森林部長賞(大賞)及びたるる賞(優秀賞)に決定し、令和3年3月30日に表彰式を開催しました。
各部門の受賞者の皆様と取組内容をご紹介しますので、ご家庭や企業・団体で取り組む際の参考にしてください!

表彰式

 

受賞者紹介

1.家庭部門

環境森林部長賞(大賞)

都築弥生さん
標語・スローガン ロスしない ちょっぴり残りは冷凍に 週末ゆっくりエコレシピ
取組内容 平日に使い切れなかった少量の野菜や白飯を冷凍保存しておき、週末にまとめて雑炊やチャーハンに調理するエコレシピで無駄なく食べています。
平日は食材の残りを考えずに料理ができるので、メニューを考えるストレスが減り、週末はエコレシピを考えるのが楽しくなりました。

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たるる賞(優秀賞)

(1)新田憲明さん
標語・スローガン 冷蔵庫 週に一度の 大蔵ざらえ
取組内容 冷蔵庫の中身を週に一度チェックして、賞味期限の近いものや使い忘れがないかを調べています。また、小麦粉や調理料、レトルト食品などの賞味期限を定期的に確認しています。
賞味期限別に見やすく並べ、古いものから手前に置いて、早く使えるように工夫しています。
(2)池下洋平さん
標語・スローガン なくそうよ 冷蔵庫から ゴミ箱へ
取組内容 「安いからとりあえず買っておく」ことが続くと、冷蔵庫がいっぱいになり、期限が過ぎて捨ててしまうことがありましたが、買い溜めをせず、2~3日分の必要な食材だけを買うように意識すると、食べずに捨てる食材がほとんどなくなりました。
常に冷蔵庫のスペースに余裕がある状態を維持でき、冷蔵効率もよくなるので一石二鳥です。
(3)寺川知佳歩さん
標語・スローガン かんしょくひかえ、三食しっかりたべて、スマートライフ
取組内容 ご飯の前は間食をやめる習慣を子どものころから身に付けさせています。完食してからデザートに果物、たまに甘いものというルールを作ることで、しっかり3食食べ、健康な体を目指しています。世代を問わず、必要な習慣だと心得て、家族みんなで取り組んでいます。
(4)川本子さん
標語・スローガン やってみよう保存食 発酵 乾燥 先人の知恵
取組内容 食材を大切にする先人の知恵に目を向け、大根やニンジンなどの捨てている部分を干した乾物、高野豆腐、甘酒などの保存食を作っています。
保存食を使うことで、日々の食材の買いすぎを防ぐことができるだけでなく、体に優しい健康的な料理を作ることができています。
(5)福本彩乃さん
標語・スローガン きふするとひとつのいのちすくわれる
取組内容 余った食品や使い切れない食品をフードバンクに寄付することで、食べられずに捨てられる食品を減らすだけでなく、生活困窮者などの困っている人への支援にもつながることを、親子で話し合いました。

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2.企業・団体部門

環境森林部長賞(大賞)

高松市立仏生山小学校(外部サイトへリンク)
取組内容 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う臨時休業からの再開後、給食の残菜が大幅に増加したため、給食委員会の児童が中心となって、給食時間の放送で残菜を減らすための呼びかけを行ったほか、残菜の写真を給食場前に掲示し、現状を視覚的に訴えました。
また、保護者向けに発行している食育だよりでは、家庭においても好き嫌いや食べ残しの改善に向けて話をしてもらうよう啓発しました。
栄養教諭を中心に、各学級や各御家庭の協力のもと、食べ物や食事作りに関わる人への感謝や、世界的課題である食品ロスの問題について重点的に指導を行った結果、取組開始以降は残菜が一気に減少しました。

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たるる賞(優秀賞)

(1)株式会社遊食房屋(外部サイトへリンク)
取組内容 各店舗において、メニューやテーブルPOPを活用して、お客様に食品ロスの削減を呼びかけており、食べきれない量の注文は減少傾向です。会席やコース料理では、事前に苦手なものや食べられないものをお伺いして提供しています。
食べきれない場合は、店舗で販売しているドギーバッグでの持ち帰りを勧めており、ドギーバックの購入代金は公益財団法人日本ユニセフ協会に全額募金し、世界の子どもたちの命を守る活動にも協力しています。
(2)株式会社フクシン(外部サイトへリンク)
取組内容 環境にやさしい素材(再生ウール・再生ポリエステル)を100%使用し、製造過程でごみを出さないゼロゴミ編み立て法を確立したサステナブルブランド「ecuvo,」(エクボ)を立ち上げました。
その一環として、形の不揃い等による規格外のブルーベリーの実や食用サクラ、コーヒー豆のカス、赤カブの茎・葉の部分等の廃棄食材から抽出した染料で染めたオーガニックコットンを使用したサステナブルでファッショナブルなマスクを開発・販売しています。
この春から同様の染料で染めた手袋、アームカバー、靴下、スカーフ、ハラマキ、Tシャツ等を販売開始予定です。
(3)株式会社四国総合研究所(外部サイトへリンク)
取組内容 大部分が未利用のまま廃棄されていた柚子の果皮を有効活用するため、柚子の果皮から風味と有効成分を取り出して、粉末やペーストに加工する技術を開発し、粉末は食品メーカー等で、ペーストは飼料として利用されています。
また、レタスの切り口の変色(褐変)を防止する「レタぱっちR」を開発し、鮮度の劣化や外観の悪化を抑えることで、廃棄ロスの削減に貢献しているほか、香川県産レタスの市場評価の向上にも寄与しています。

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このページに関するお問い合わせ

環境森林部循環型社会推進課

電話:087-832-3225

FAX:087-831-1273