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政策部
文化芸術局瀬戸内国際芸術祭推進課
広報グループ
(一般行政事務)
〈プロフィール〉
2017年入庁。高松土木事務所などを経て、2023年4月から現職。高松市出身。
瀬戸内国際芸術祭とは、香川県をはじめとする瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典です。会期中には、国内外から約100万人の方々が訪れ、日本を代表する国際的な芸術祭となっています。
本芸術祭のテーマとして「海の復権」を掲げています。
「島のおじいさんおばあさんの笑顔を見たい。」―そのためには、人が訪れる"観光"が島の人々の"感幸"でなければならず、この芸術祭が島の将来の展望につながってほしい。
このような思いが込められています。地域の課題に向き合う、地方創生のプロジェクトです。
◆瀬戸内国際芸術祭2025ホームページ(外部サイトへリンク)
◆瀬戸内国際芸術祭 公式Instagram(外部サイトへリンク)
瀬戸内国際芸術祭2025メインビジュアル
瀬戸内と世界が出会う芸術祭のマザーポート、高松港。
手前の作品は、大巻伸嗣「Liminal Air-core-」
Photo:Shintaro Miyawaki
オンバ・ファクトリー
Photo:Osamu Nakamura
自分のオンバ(乳母車)をアートにカスタマイズ。
島の暮らしにアートが溶け込み、楽しい風景となった。
公式グッズの制作販売にあたっての企画調整をしています。デザイナーや製造・流通業者の方と、多くの方の手に取っていただける魅力的な商品開発を検討しています。先日、「無印良品 銀座」にて一部先行公開したグッズの出店を行い、PRをしました。 また、WEBやメディア、屋外広告などの広告物、記事の作成、掲載を行っています。その一つとして、事務局が関係者へ発刊する広報誌の編集チームを立ち上げました。私は専門知識があるわけではありませんが、メンバーたちと企画や取材、記事作成、デザイン編集に至るまで、協力して作り上げます。発信を通して、広報を目にした方の新たな発見や喜びにつながればと日々アンテナを立てています。 そのほか、私が担当している作品展開エリアの一つ、丸亀市の本島における作品候補地の調査と調整、アーティストへの島の案内や、会期外での作品公開の運営なども行っています。市役所や地元の方、来場者と直接お話する仕事のため、事務作業だけではなく、島へ向かうことも多いです。 |
本島の作品公開での集合写真 |
この広報活動を通じて、地元の方々、アーティスト、ボランティア、企業、ご来場いただいた方など国内外問わず多くの方々と交流させていただきました。芸術祭を訪れる方々に、瀬戸内の島々とその地域の方々が持つ強さや温かさを感じ取っていただけることは非常に嬉しい瞬間です。
船のお見送りには、見えなくなるまで手を振ります。「ありがとう、また会おう。」、そうすると笑顔で手を振り返してくれます。芸術祭には、不思議な力があるのです。
日本を代表し、世界が注目するプロジェクトを担う一員として、私は大きな緊張と責任を感じていますが、この貴重な機会を経験できているのは、香川県職員になったからこそと感じています。
このメッセージを読んでいるあなたは、香川県をもっと知りたい方だと思います。
受験をするかどうか決めかねている方もきっといらっしゃいますよね。
そんなときには、瀬戸内国際芸術祭に来て、ゆっくり巡ってみてください。
香川県に対するさまざまな新しい発見や出会いがそこにはあります。
瀬戸内国際芸術祭があなたの大いなる助けになることを願っています。
そして、あなたが瀬戸内国際芸術祭を支える一員になってくれると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また、瀬戸内でお会いしましょう。
(掲載内容は、2025年2月現在のものです。)
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