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去る9月11日、米国におけるニューヨークの世界貿易センタービル及びワシントンの国防総省を襲った同時多発テロ事件は、ハイジャックした民間航空機を建物に衝突させるという、卑劣極まりないやり方で、一瞬のうちに極めて多くの人命を奪い、世界を震撼させた。
このような無差別に市民を巻き添えにしたテロ行為は、民主主義を踏みにじり、世界の平和と安全を脅威にさらす暴挙であり、断じて許し難いものである。
本県議会は、ここに、米国及び犠牲となられた多くの方々に哀悼の意を表し、被害者の皆様に心からお見舞い申し上げるとともに、世界の平和と安全に対する重大な挑戦であるテロ行為を厳しく指弾するものである。
よって、国におかれては、二度とこのような凄惨な事件が起きないよう、世界各国と連携して、同時多発テロ事件の解明に努め、テロ事件撲滅のために日本国憲法に則り毅然とした行動をとるとともに、国内においては、治安と安全の確保について更に努力されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成13年9月21日
香川県議会
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