平成15年住宅・土地統計調査報告(香川県分)
共同住宅は引き続き増加、高層化進む
1 調査の概要
住宅・土地統計調査は、我が国における住宅及び住宅以外で人が居住する建物に関する実態並びに現住居以外の住宅及び土地の保有状況その他の住宅等に居住している世帯に関する実態を調査し、その現状と推移を全国及び地域別に明らかにすることにより、住宅・土地関連諸施策の基礎資料を得ることを目的として、昭和23年以来5年ごとに実施されています。(指定統計第14号)
今回は、平成15年10月1日現在で実施し、平成12年国勢調査調査区から抽出された約21万調査区のうち、香川県は1,719調査区が対象となっています。
2 結果の概略
- (1)総住宅数、総世帯数、空き家率
- 総住宅数は421,100戸で、平成10年に比べ15,800戸増加。総世帯数を58,600上回る。
- 空き家率は13.9%と引き続き増加。
- (2)共同住宅
- 共同住宅の占める割合は引き続き拡大(25.1%)。高層化が進む。
- (3)持ち家住宅率
- (4)住宅の規模
- 1住宅当たりの居住室数(5.68室)、居住室の畳数(38.53畳)、延べ面積(111.94平方メートル)はいずれも増加。専用住宅の規模は全国平均を上回る。
- (5)高齢者等に配慮した設備のある住宅
- 高齢者等に配慮した設備がある住宅の割合は増加。最近の建築年で高い割合を示す。
- (6)省エネルギー設備等の設置率
- 太陽熱を利用した省エネルギー設備等の設置率は全国平均を上回る。
- (7)最低居住水準、誘導居住水準
- 最低居住水準以上の世帯の割合は95.9%。
- 誘導居住水準以上の世帯の割合は63.6%。
- (8)高齢者のいる主世帯
- 高齢者のいる主世帯は150,400世帯で、主世帯全体の41.7%。世帯の小規模化進む。
- (9)高齢者のいる主世帯の居住状況
- 高齢者のいる主世帯が持ち家、一戸建に居住する割合はそれぞれ9割以上。
- (10)住宅・土地の所有率
平成15年住宅・土地統計調査 香川県確報集計(政府統計の総合窓口「e-Stat」)のページへ(外部サイトへリンク)