私たちの食料は、6割以上を外国に頼っています

日本の食料自給率は、先進国の中で最も低くカロリーベースで38％まで低下しています。わが国の気候・風土に最も適した作物である米の消費が年々減少する一方で、飼料（えさ）の大半を、輸入とうもろこしや大豆などに依存せざるを得ない畜産物や油脂の消費が増加したこともその一因です。

世界の食料事情を考えると、日本が輸入している国の農産物が不作になれば、すぐに日本でも食料不足になる恐れもあります。国内の食料生産力を強め、食料自給率を高めることが大切となっています。

我が国と諸外国の食料自給率