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ラナンキュラスは、中近東からヨーロッパ東南部が原産地のキンポウゲ課の球根性植物です。別名花金鳳花(はなきんぼうげ)とも呼ばれ、その多彩な花の色で、近年需要が増えています。
香川県は、生産規模は小さいながら、高品質なラナンキュラス産地として知られています。平成18年12月からは、香川県農業試験場で育成した新品種「雪てまり」「紅てまり」と、香川県内の生産者が、既存品種から特に品質の優れたものを選んで栽培している「菜々てまり」「桜てまり」「月てまり」の3種を総称して「てまりシリーズ」と名づけ、出荷しています。
これらのラナンキュラスは、どれも、つぼみの時の花の形が「手鞠」に似ていることから、「てまり」とし、各品種それぞれの色や色から連想する言葉を冠して命名しました。
香川県オリジナル品種として今後さらに出荷量や品種数の拡大を図っていく予定です。
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