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株式会社四国総合研究所(高松市屋島西町)が、栽培技術を開発した亜熱帯地域を原産とするフルーツのライチについて、GABAの機能性に着目した生鮮食品の「国産ライチ」として、同社から消費者庁に機能性表示食品の届出※1が行われ、このたび、下記の内容で届出が完了しました。
機能性表示食品の届出※1にあたっては、香川県産業技術センター※2が機能性関与成分の分析支援を行いました。
また、財団が設置している「新機能性表示食品開発相談センター」※3が、届出手続き等に対する支援を行いました。
【機能性表示食品の内容】
○届 出 日:令和6年5月2日
○届出者名:株式会社四国総合研究所
○商 品 名:「国産ライチ」
(届出番号 J127)
○機能性関与成分:GABA(ギャバ)
○表示しようとする機能性:
「肌の健康を守る」
「ストレス(疲労感)軽減」
「高めの血圧を下げる」
○1日摂取目安量:
・可食部70 g(3~4個)を食べると、肌の健康を助けるために1日に摂取すべき機能性関与成分の50 %を摂取可能です。
・可食部20 g(1~2個)を食べると、精神的ストレスや疲労感を緩和させるために1日に摂取すべき機能性関与成分の50 %を、高めの血圧を低下させるために1日に摂取すべき機能性関与成分の70 %を摂取可能です。
○価 格:2,000円/箱(3~4個入、税込み)
○販売開始(試験販売):令和6年7月27日
<補足説明>
※1 機能性表示食品制度
特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品とは異なる機能性表示の制度であり、「機能性表示食品」は、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに食品機能性を表示するものとして、食品表示法に基づき消費者庁に届け出られた食品です。この制度は平成27年4月1日から施行され、これまでに全国で8,500件以上の商品の届出が完了されていますが、大手食品企業からの届出が多く、県内企業の届出商品は今回の商品を含めて56件となっています。
※2 香川県産業技術センター
消費者庁への届出に当たっては、科学的根拠に基づいた機能性の評価を行う必要があることから、香川県産業技術センターでは受託研究や依頼分析等を通して、食品の機能性関与成分の定量や評価を行っています。
<支援内容>
機能性関与成分(GABA)の分析
※3 新機能性表示食品開発相談センター
県内食品企業等の機能性表示食品の取組みを推進するため、平成27年6月に(公財)かがわ産業支援財団地域共同研究部内に設置した相談センターで、相談員2名を配置しています。今回の消費者庁への届出にあたり、株式会社四国総合研究所から業務を受託し、次の取組みを行いました。
<支援内容>
①届出書類の作成
②届出内容に対する消費者庁からの指摘事項(質問事項)への対応
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