ホーム > 組織から探す > 交流推進課 > G7香川・高松都市大臣会合 > G7香川・高松都市大臣会合開催イベント 持続可能な都市の実現を考えるシンポジウムを開催しました。

ページID:41299

公開日:2023年6月23日

ここから本文です。

G7香川・高松都市大臣会合関連イベント 持続可能な都市の実現を考えるシンポジウムを開催しました!

2023年(令和5年)5月21日(日曜日)にかがわ国際会議場にて「持続可能な都市の実現を考えるシンポジウム」を開催しました。

シンポジウム全体

 

 

 

 

 

 

 

 シンポジウムでは、筑波大学システム情報系社会工学域の谷口守教授による基調講演と、高松中央商店街振興組合連合会の古川康造理事長やフリーアナウンサーの中野美奈子さんを招き、池田知事、大西市長、谷口教授を含む5名によるパネルディスカッションを行いました。
基調講演では谷口教授に「持続可能な都市づくりとは」をテーマに、コンパクトシティや公共交通ネットワークと持続可能な都市構造の関係性についてなど、貴重なお話しを沢山お伺いすることができました。

谷口教授講演

 

 

 

 

 

 

 

 谷口教授は、「交通環境負荷を下げることで「都市のダイエット」を実現し、よりコンパクトで利便性の高い都市こそ、持続可能な都市発展につながる。地方のコンパクトな都市としては、高松市はとても優秀である。」と指摘されていました。地球環境の保全と都市を発展させるための経済活動、これらはトレードオフの関係であるため、両立が非常に難しいが、コンパクトな都市ほど自動車燃料使用量が少なく、都市の脱炭素化につながるので、自動車に依存した都市構造からの転換が今後の「持続可能な都市の在り方」であると提言していました。

パネルディスカッション全体 150

 パネルディスカッションでは、「持続可能な都市の実現に向けて香川・高松で必要なこと」をテーマに、地元にかかわりの深いパネラーの方々より会合テーマに沿ったお話をしていただきました。フリーアナウンサーの中野美奈子さんはシンガポール在住時に体験した、デジタル技術を活用した交通渋滞緩和など、スマートシティ化の取組みを紹介しました。高松中央商店街振興組合連合会の古川康造理事長は、丸亀町再開発事業を事例に、高齢化社会に対応した持続可能な新しいスタイルの都市形成についてお話いただきました。

パネラー発言 173

 池田知事はZEH(ゼッチ)やカーボンニュートラルポート形成の推進により、香川県が「最も脱炭素化にむけた取組みが進んでいる自治体」となるようリードしていく意向を示しました。高松市の大西市長は、土地の利用や公共交通網をコンパクトにすることに加え、デジタル技術によって地理空間をオープンデータ化し民間事業者が容易に地図を利活用できる仕組みをつくり、市民参画を促進する施策について紹介しました。

シンポジウムには157名もの方に観覧の御参加をいただき、大盛況となりました。

さぬきマルシェ さぬきマルシェ2
当日は屋外でも関連イベントとして「さぬきマルシェinサンポート~SDGsマルシェ~を通常より拡大して実施し、JR高松駅北側の道路空間を活用して賑わいを創出しました。地元の高校生による学校で生産した農産物の販売や、県産品オリーブサーモンのお披露目があり、試食会に参加された池田知事も大いに楽しまれていました。また、シンボルタワーのデックスガレリアでは瀬戸内オーシャンズX「海からの声をきこう」による海ごみに対する高校生による取組み紹介やトークセッションが実施されました。
サンポート周辺には総勢11,000名を超える大勢の方にお越しいただき、初めてサンポートエリア一体がウォーカブルな空間になり得ることを県民の皆様に体感していただく最高の機会となりました。

パブリックビューイング

 

 

 

 

 

 

 

 JR高松駅前広場には、大型LEDビジョンを設置し、シンポジウムの模様をパブリックビューイングとして生中継することでさらに開催機運を高めることができました。
7月7日~9日に開催されるG7香川・高松都市大臣会合の会場が「かがわ国際会議場」と発表され、サンポート高松周辺では歓迎機運がさらに高まる一方で、会合関係者及び県民の安全を守り、厳重な警戒態勢を示すため、香川県警制作の警戒周知PR動画を大型LEDビジョンにて同時放映しました。

G7kagawalogoB4c

このページに関するお問い合わせ