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県では、県内最大の大型コンビナート「番の州臨海工業団地」における2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、本年2月に、地元坂出市と坂出商工会議所、同団地に立地する企業等とともに、「坂出市番の州コンビナート水素等利活用推進協議会」を立上げ、水素等供給基盤整備実験可能性調査等を実施すべく、資源エネルギー庁に「水素等供給基盤整備事業補助金」の提案を行っていたところ、この度、採択の通知をいただいたことは、誠に嬉しいことであります。
本提案の採択にあたっては、国の水素等供給基盤整備事業技術審査委員会から、「香川県、坂出市、商工会議所、コンビナートの多種多様な企業が参画し、水素等利活用推進協議会を立ち上げ、コンパクトでありながら構想が明確で、様々な関係者が知恵を出し合ってプロジェクトを進めている点に加え、水素輸送の鍵となる液化水素運搬船建造サプライチェーンを強化していく視点」などを高く評価いただいたとお聞きしています。
今般の採択を契機として、県と市、関係企業、経済団体及び地域が一体となって、インフラ等拠点整備を含む水素等の安定供給の開始に向けて、水素等次世代エネルギーのサプライチェーン構築のための取り組みを引き続き進めてまいります。
令和6年5月31日
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