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県内市町で新春恒例の消防出初式が行われました。今年は1月5日(日曜日)、12日(日曜日)に実施され、私は12日に開催された坂出市の式に、消防職員、消防団員、番の州地区特別防災協議会、坂出市幼少年婦人防火委員会などの消防関係機関の皆さまとともに参加しました。
消防出初式は、消防関係者の団結力と士気の高揚を図り、また、住民の方々にも防火・防災活動への理解を深めていただく仕事始めの行事として、毎年1月初旬に、各市町で行われています。
坂出市の消防職員・消防団員などによる徒歩部隊が規律正しく入場行進し、副団長による開式の宣言がなされました。
消防関係者の皆さまの凛とした姿からは、「自らの地域は自ら守る」という熱意と使命感を強く感じました。
近年、全国各地で地震や局地的な大雨など甚大な被害をもたらす自然災害が相次いで発生しています。1月13日(月曜日)にも宮崎県日向灘を震源とする最大震度5弱の地震が発生し、昨年8月に続き、2回目となる「南海トラフ地震臨時情報(調査中)※」が発表されました。
本県においても、大規模災害がいつ発生してもおかしくない状況にあり、南海トラフ地震などの大規模災害に備えた防災・減災対策を着実に進めていかなければならないとの思いを強くしたところです。
消防防災の要である消防関係者の皆さまにおかれましては、これまで培われてきた知識と豊富な経験を活かし、「安全・安心で住みたくなる香川」の実現に向けて、引き続きお力添えをお願いいたします。
※本地震は、南海トラフ地震の発生可能性が平常時と比べて高まったと考えられる現象ではないと判断され、同日13日に「南海トラフ地震臨時情報(調査終了)」が発表されました。
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