県内の指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）について

指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）とは

　地球温暖化に伴い、年平均気温が上昇しています。また、夏季における猛暑日や熱帯夜の日数も増加しており、熱中症発生リスクが高くなっています。

　国内では、近年、熱中症死亡者数が年間千人を超える年が頻発するなど、自然災害による死亡者数をはるかに上回っており、今後、地球温暖化が進行すれば、極端な高温の発生リスクも増加すると予測されており、熱中症による被害は更に拡大するおそれがあります。

　こうしたことから、気候変動適応法が改正され、令和6年度から「熱中症特別警戒アラート」^※1の運用とともに、市町村が、熱中症特別警戒アラート発表時に暑さをしのげる場所として、「指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）」を指定できるようになりました。

マーク2 ★指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）は、熱中症特別警戒アラートが発表されたときに、あらかじめ公表している開放可能日等において開放することとなっています。

クーリングシェルターマークの例（環境省）

（※1）：熱中症特別警戒アラートは、広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがある場合に発表されます。具体的には、都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点^※2における、翌日の日最高暑さ指数（WBGT）が35（予測値）に達する場合等に発表されます。

（※2）：香川県内の暑さ指数情報提供地点は6地点（内海、高松、多度津、滝宮、引田、財田）です。

　香川県内のクーリングシェルターの指定状況については、各市町が公表している情報をホームページ等でご確認ください。