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次世代自動車とは、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車など、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出量が少ない、環境にやさしい車のことです。
種 類 | 燃 料 | 長 所 | 短 所 |
電気自動車 (EV) | 電気 | 走行時にCO2が排出されない |
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プラグインハイブリッド自動車(PHV) | 電気とガソリン |
電動モード時は走行中にCO2が排出されない エンジンでも走行可能 |
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ハイブリッド車 (HV) | ガソリン |
従来のガソリン車より燃費が優れている |
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燃料電池自動車 (FCV) |
水素 | 走行時にCO2が排出されない |
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国は、2030年までに、新車販売台数に占める次世代自動車の割合50~70%を目標に掲げています。
世界共通となっている「カーボンニュートラル」を目指す動きが挙げられます。気候変動問題の対策として、CO2などの温室効果ガス排出量を全体としてゼロにしようとするもので、日本も2050年までに達成するという目標を表明しています。
我が国のCO2排出量のうち、約18%が運輸部門(自動車、船舶、航空、鉄道)が占め、そのほとんどが自動車からの排出であると推計されています。カーボンニュートラルの達成に向けて、自動車によるCO2排出量削減はとても重要な課題となります。
出典:資源エネルギー庁HP「自動車の“脱炭素化”のいま」
次世代自動車の保有台数は、年々増加しています。
ここで次世代自動車とは、電気自動車(EV)、プラグインハイブリット自動車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)のことを指します。
出典:全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)ウェブサイト(https://www.jccca.org/)
ガソリンではなく電気で動く自動車のことで、バッテリーに蓄えられた電気でモーターを駆動させることで動きます。
ガソリン車は、走行にともないガソリンの燃焼による排ガスが発生します。排ガスには、大気汚染物質や温室効果ガスであるCO2等が含まれています。一方、電気自動車は走行中にCO2を発生しないため、環境負荷の低減に貢献すると言えます。
電気自動車はエネルギーを効率的に使うことができ、ガソリン車と比較して交換部品や点検項目が少ないとされることから車検やメンテナンス費用も低く抑えることができます。
電気自動車には大きなバッテリーが搭載されているため、蓄電池として活用することができます。
県では、瀬戸大橋記念公園に電気自動車(EV)用急速充電器を設置し、平成26年7月26日から運用しています。
詳細はこちら>>>瀬戸大橋記念公園 電気自動車用急速充電器の設置について
県では環境性能に優れた電気自動車を公用車として導入しています。公用車として導入した電気自動車は、環境教育や環境関連イベントにも活用し、「環境にやさしい車」として普及を推進しています。
充電中の様子
夜間電力を利用し、200Vの充電器で約7時間充電します。7時間充電(フル充電)で約100km程度の走行が可能です。(車種により異なります。)
エコドライブは、低燃費で安全を考えた運転です。 人にも、車にも、地球環境にも優しい運転の情報をお伝えします。
県では、JAF香川支部と共催で実技体験型のエコドライブ講習会を開催しています。
私たちの生活環境を守るためには、自動車を利用する私たち自身が、自らも排出ガスによる大気汚染者、温室効果ガスの排出者であることを認識し、排出ガス低減の取組みを推進していく必要があります。
このため、香川県では「生活環境の保全に関する条例」において、「自動車排出ガス対策」に関する様々な取り組みを規定しています。
→香川県生活環境の保全に関する条例で定める「自動車排出ガス対策」の概要
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