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若い世代に骨髄移植への理解を深めてもらおうと、骨髄移植を受けた経験がある、後藤千英さん(NPO法人血液情報広場・つばさ理事)を、講師にお招きし、香川県立高松商業高等学校で講演会を開催しました。
日時:令和6年10月16日(水曜日)
場所:香川県立高松商業高等学校
対象者:高校生(590人)、教職員
14時25分~開会
14時30分~講演(講師:後藤千英さん[骨髄移植経験者])
15時5分~質疑応答
15時15分~閉会
後藤さんは、「当時は、明日目が覚める保証もない状況で、毎日が奇跡の積み重ねであった。」「日常生活が当たり前じゃないと感じたときに、小さなことこそが大きな幸せだと気付くことができた。」などと自身の体験に基づく思いを語られました。また、御自身が骨髄移植を受けた際の様子を、当時の写真を交えてお話しいただき、献血やドナー登録者の重要性を伝えてくださるなど、大変貴重な講演となりました。
講演会に参加した高校生の意識調査では、講演会の前後で「ドナー制度についてよくわからないので、ドナー登録について考えたことがない」との回答が大幅に減少するなど、生徒達それぞれが正しい知識を得たうえで、それぞれに将来のことを考えるようになったことが伺えました。
ドナー登録は54歳までと年齢制限があり、このままでは10年以内に22万人以上が引退してしまいます。
そのため、若い世代の協力が不可欠です。
香川県では、高松市丸亀町にある「献血ルームオリーブ」、献血バスのほか、
小豆保健所、東讃保健所、中讃保健所、西讃保健所でもドナー登録が可能です。
骨髄移植について、もっと知りたい方は日本骨髄バンクのホームページ(外部サイトへリンク)を御覧ください。
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