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テーマ作品展は、東山魁夷の版画を中心とする当館収蔵品の中から、季節や画題、取材地などのテーマに基づいて作品を選び紹介する収蔵作品展です。
日本最初の国立公園のひとつ「瀬戸内海国立公園」が、1934(昭和9)年の指定から90周年を迎える本年。当館では、魁夷が祖父の出身地・櫃石島(ひついしじま/香川県坂出市)を描いた「朝の内海(うちうみ)」をはじめ、日本各地の国立公園に関連する自然豊かな風景を描いた作品を展示します。
当館ラウンジの大きな窓からは、櫃石島を遠くに臨み、魁夷がその色(ライトグレー)を提案した瀬戸大橋を眼前に見渡すことができます。建築家・谷口吉生氏は、この魁夷ゆかりの景観が鑑賞後に印象的に現れるよう当館を設計し、魁夷の祖先のふるさとに対する思いを共有する空間としました。
心洗われる風景画の数々とともに、当館から眺める内海多島海の景観をお楽しみいただき、改めて風景を見つめ、自然と暮らしの調和を考える機会となれば幸いです。
展示内容:東山魁夷作品25点
2024(令和6)年4月12日(金曜日)~6月16日(日曜日)
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週月曜日
ただし、4月29日、5月6日は開館します。
一般310円
団体240円(有料入館者20名以上)
展示室にて当館学芸員による作品解説を行います。
日時:4月20日、5月4日、6月1日、6月15日の土曜日、午前11時から30分程度
申し込み不要。ご参加には観覧券が必要です。
当館学芸員と一緒に展覧会を楽しむ、小学生向けの作品鑑賞会を行います。
美術館がどんなところか、最初に簡単な説明をするので、鑑賞マナーも学べます。
日時:4月21日、5月26日、6月16日の日曜日、午前11時から40分程度
対象:小学生(4月21日、6月16日は1~3年生向け、5月26日は4~6年生向け)
兄弟など対象以外のお子様や、保護者の参加もできます。お話の内容は高学年向け、低学年向けになります。
申し込み不要。保護者は観覧券が必要です。
かがわジュニア・フィルハーモニック・オーケストラ(KJO)団員による演奏会を行います。
事前申し込み制(定員を超えた時は抽選)。
日時:5月25日(土曜日)午後6時~午後7時(終了しました)
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