ページID:36824

公開日:2022年12月8日

ここから本文です。

浸水対策の重要性

下水道の果たすべきもうひとつの役割

市街地に降った雨水をすみやかに川に排除したり、貯留・浸透させることにより浸水を防除し、住民の生命や財産を守ることは、下水道が果たすべき重要な役割のひとつです。また、近年集中豪雨の頻発や都市化の進展による土地利用形態の変化により、浸水被害が生じるようになっており、雨水対策を積極的に推進することが必要です。

内水対策

図:内水対策と外水対策のイメージ、グラフ:内水氾濫と外水氾濫の被害額の割合、内水被害が全体の約3割に上ることがわかります

高松市における浸水対策

中心市街地浸水対策計画

高松市では、安全で安心なまちづくりのため、下水道事業計画内で過去に浸水被害を受けたことのある地域において、雨水を速やかに排除するバイパス管やポンプ場の計画的な整備を進めています。
特に、中心市街地では、都市化の進展に伴い地表面が舗装され水が浸透しづらい状態となっていることや、地盤の低い地域であること、近年の集中豪雨に対する既設管の能力不足などが原因で道路冠水等が生じていましたが、平成16年の台風23号などにより大きな浸水被害が発生したため、平成18年2月に「中心市街地浸水対策計画」を策定し、街に流入する雨水を効率的に排出していくための整備を積極的に行っています。
図:高松市中心市街地浸水対策計画の概要

写真:台風第23号による浸水被害の状況

台風第23号(平成16年)により浸水被害を受けた高松市

浸水被害の状況

写真:平成16年の香川県内における浸水被害状況

 

 

このページに関するお問い合わせ