犬猫は不妊去勢手術をして飼いましょう! 〜望まない命を生み出さないために〜
- 犬猫は自分で繁殖をコントロールすることができません。それに、犬猫は生後1年も経たないうちに性的な成熟期を迎え、1回のお産でたくさんの子を産みます(※)。
※犬は、早ければ生後6か月で子犬を産めるようになります。また、年に2回発情期があり、1回に3〜10頭もの子犬を産みます。
※猫は、早ければ生後4か月で子猫を産めるようになります。また、年に2〜4回発情期があり、1回に4〜8匹もの子猫を産みます。
- 「子犬・子猫が増えて飼いきれない!」、「不妊去勢手術をしようにも、頭数が多くて費用が出せない…」といった状況になる前に、早めに動物病院で不妊去勢手術をしましょう!
- 手術をすることで、犬猫自身も性格が穏やかになったり、発情に伴うストレスから解放されるほか、生殖器系(子宮・卵巣・精巣など)の病気を防ぐ効果も期待できます。
不妊去勢手術の主な利点と欠点(環境省パンフレット、PDF)(PDF:1,996KB)
市町の不妊去勢手術の助成制度について
飼い犬・飼い猫の不妊去勢手術費を助成している市町もあります。なお、対象となる動物や金額などは市町によって異なりますので、詳しくは各市町の担当課までお問い合わせください。
令和6年度の助成制度一覧(PDF:98KB)
飼い主のいない猫の不妊去勢手術や地域猫活動に対する助成制度はこちら
どうしても飼い続けることができないときは・・・
- 飼い主が果たすべき責任として、犬猫の新しい飼い主を見つけてあげてください。例えば、友人知人に声をかける、チラシを作って回覧・掲示する、新聞やフリーペーパーに募集広告を掲載するといった方法があります。どうしても新たな飼い主が見つからない場合は、お住まいを管轄する保健所にご相談ください。
- 犬猫を捨てることは「犯罪」です(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)。飼えなくなったからといって、絶対に犬猫を捨てないでください。
- さぬき動物愛護センターでは、保健所で収容した犬猫の殺処分をできるだけ回避するために「犬猫の譲渡事業」を行っていますが、これは「新しい飼い主探しの代行」ではありません。また、ペットホテルのような「一時的な預かり」も行っていませんので、お間違えのないようにお願いします。
環境省・警察庁ポスター「動物の遺棄・虐待は犯罪です」(外部サイトへリンク)