ペットの健康と安全を守りましょう!
動物の愛護及び管理に関する法律では、「動物の飼い主は動物の健康と安全を保持するように努めること」とされています(第7条第1項)。飼い主さんが気を付けるべき点を何点か紹介しますので、参考にしてください。
1.かかりつけ獣医師を持ち、定期的に健康診断を受けさせましょう。
ペットの具合が明らかに悪い時には、病気がかなり進行しているということがあります。普段からペットの様子(元気や食欲の有無、体重、毛づや、排泄の回数や量など)をよく観察するとともに、定期的にかかりつけ獣医師による健康診断を受けさせて、異常の早期発見・早期治療につなげましょう。
2.予防できる病気は積極的に予防しましょう。
- 動物にも、感染・発症すると生命に関わる病気(ウイルス・細菌・寄生虫など)があります。ただし、これらの中には、ワクチンの接種や予防薬の投与によって防ぐことができる病気もありますので、積極的に予防を行いましょう。
- 不妊手術(メス)・去勢手術(オス)は、みだりな繁殖を防ぐためにとても大切です。また、生殖器(卵巣や精巣など)などの病気を予防したり、性格が穏やかになるなどの効果も期待できますので、子犬や子猫を産ませる予定がない場合は、早めに手術を受けさせましょう。
3.食べ物や環境にも気を配りましょう。
- 人間の食べ物であっても、犬や猫にとっては有害な場合があります(例:ネギ類、チョコレート、キシリトールなど)。また、人間の食事を与えると、カロリー、塩分、油分などの過剰摂取にもつながりますので、むやみに人間の食べ物を与えることは避け、動物の種類や年齢に合ったフードを与えましょう。
- タバコの副流煙は、人間だけでなく一緒に暮らすペットの健康にも悪影響を与える可能性がありますので、受動喫煙の害に気を付けましょう。また、消臭剤や殺虫剤などを使用する際は、ペットが誤って食べたりしないように注意しましょう。
これらのほかにも、飼い主さんに気を付けていただきたい点があります。詳しくは、以下の環境省作成パンフレット等をご参照ください。
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