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公開日:2020年12月10日

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認知症の介護について

認知症高齢者は、

  • 認知症の初期では、自分ができていたことができなくなったことに不安を感じています。
  • 認知症の症状が進んでくると、嫌なこと・辛いこと、うれしいことをその時々に感じますが、すぐに忘れてしまいます。
  • 行動には、目的や意味がありますが、本人が忘れて説明できないため、介護者側はその行動の意味が理解できないまま介護をしようとすると、認知症高齢者は、抵抗したり、興奮状態となり、暴言や暴行などの問題行動をおこします。

一人で悩まない

「私しか介護する者はいない。」

「私の親(義父母)だから仕方がない。」

「親戚や周囲の目が気になる。」

「近所の人に知られたくない。」

などの思いを持ちながら認知症高齢者の介護を続けられている方もいるのではないでしょうか。

 

  • 介護の経験者は、ひとりではありません。
    勇気を出して、親しい友人やご近所の方に話してみてください。
  • 「介護者のつどい」や「相談窓口(市町地域包括支援センターなど)」に連絡、相談してください。

いろいろなアドバイスを聞いたり、同じ悩み(辛いこと、腹の立つことなど)を語り合うことで介護者も楽になることがあります。また、経験を聞くことで光が見えることもあります。

介護者の息抜き

いつも一緒にいることで、認知症高齢者の良いところやできていることも見えなくなります。認知症高齢者と短時間でも離れて、介護者のための時間を有効活用してください。
そのために介護保険のサービスの利用やボランティアなどの支援を求めることをお勧めします。認知症高齢者も、家族以外の人や専門家の対応により、普段と異なる一面を見せてくれることがあります。

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