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香川県では、ファシリティマネジメントに対する理解を深めるため、四国ファシリティマネジメント協会と連携して有識者や先進自治体の担当者をお招きし、平成23年度からファシリティマネジメント講演会を開催しています。
本年度は、8月28日(水)に香川県社会福祉総合センターにおいて「ファシリティマネジメント講演会2024」を開催し、民間企業等から29名、国・自治体等から19名、香川県から18名の計66名の方々にご参加いただきました。
当日は、
講演1
演題 「KondStyle」を実践・発信する、FMへの取組み
講師 株式会社近藤商会 取締役副社長 竹谷 淳一(たけや じゅんいち)氏
講演2
演題 かがわPPP/PFI地域プラットフォームのご紹介
講師 百十四銀行 地域創生部 入船 真由(いりふね まゆ)氏
講演3
演題 PPP/PFIをはじめとしたまちづくりにおける”官民共創”
講師 デロイトトーマツリスクアドバイザリー合同会社
ガバメント&パブリックサービシーズ
シニアコンサルタント 橘 晃嗣(たちばな あきつぐ)氏
シニアコンサルタント 稲越 誠(いなこし まこと)氏
の4名による講演をいただきました。
竹谷淳一氏は、台風の影響により急きょオンラインでの参加となってしまいましたが、滞りなくご講演いただけました。
第18回日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)奨励賞を受賞するなど、高い評価を受けているKondStyleについて、社員がイキイキと働く「健康経営」のための環境整備や働く場所に捉われない柔軟な働き方を実践するための取組事例とともに、非常に分かりやすくご講演いただきました。
入船真由氏は、百十四銀行が代表事務局を務める「かがわPPP/PFI地域プラットフォーム」について、ご紹介いただきました。PPP/PFIは行政側からの視点で紹介されることが多い中、プラットフォームの特徴や取組みについて民間事業者側の視点にも立ったご講演をいただきました。
橘晃嗣氏の講演では、PPP/PFIを含めた官民連携の更なる推進について、出口戦略の強化等の取組みの方向性を踏まえご講演いただきました。
稲越誠氏の講演では、まちづくり事業の効果、特に主観といった質を可視化・評価するツールについて、その有効性や重要性をご講演いただきました。
どちらも多くの事例を具体にご紹介いただきました。
(左)オンラインで講演する竹谷淳一氏 (右)入船真由氏
(左)橘晃嗣氏 (右)稲越誠氏
会場の様子
今後も、ファシリティマネジメントに対する理解を深めるための取組みを推進してまいります。
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