平成22年国勢調査:従業地・通学地による職業等集計結果
「自宅」及び「自宅外の自市町」で従事する人の割合が全国平均と比べて約15%高い。
「平成22年国勢調査」における「従業地・通学地による職業等集計結果」が、平成25年2月19日に総務省統計局から公表されました。
この集計は、香川県の従業地による就業者の職業別の構成などを集計したものです。
1.従業地別就業者数
- 香川県の15歳以上就業者462,418人を従業地別にみると、「自宅」が59,646人(15歳以上就業者全体の12.9%)、「自宅外の自市町」が267,454人(同57.9%)、「県内他市町」が123,276人(同26.7%)、「他県」が5,695人(同1.2%)となっており、「自宅外の自市町」が最も多い。
- 全国平均と比べると、「自市町」で従業する割合が高く、「県内他市町」及び「他県」の割合が低くなっている。
2.職業大分類,従業地別就業者数
- 職業大分類別に就業者の従業地別の割合をみると、次のようになっている。
- 「自宅」の割合が最も高いのは「農林漁業作業者」(82.7%)であり、次いで「建設・採掘従事者」(16.6%)、「管理的職業従事者」(15.4%)などとなっている。
- 「自宅外の自市町」の割合が最も高いのは「運搬・清掃・包装等従事者」(68.5%)であり、次いで「保安職業従事者」(68.1%)、「サービス職業従事者」(66.0%)などとなっている。
- 「県内他市町」の割合が最も高いのは「輸送・機械運転従事者」(38.1%)であり、次いで「生産工程作業者」(33.3%)、「専門的・技術的職業従事者」(33.1%)などとなっている。
- 「他県」の割合が最も高いのは「輸送・機械運転従事者」(3.3%)であり、次いで「管理的職業従事者」(2.0%)、「建設・採掘従事者」(1.6%)などとなっている。
- 全国平均と比べると、「農林漁業従事者」を除く全ての職業で「自宅外の自市町」の割合が高くなっており、全ての職業で「県内他市町」及び「他県」で就業する割合が低くなっている。