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かがわ次世代ものづくり研究会では、令和6年度勉強会として「ステンレス鋼の溶接焼けの電気化学的除去方法とその応用展開」を開催することとなりました。ステンレス鋼の溶接において、溶接焼けを適切に処理しない場合、ステンレス鋼の利点である耐食性が低下し、腐食トラブルにつながる場合があります。そこで、本講習会では、株式会社ケミカル山本から講師をお招きし、ステンレス鋼の溶接焼けについて解説していただきます。また、溶接焼けの除去方法として、取り扱いやすい中性の電解液を用いた「中性塩電解焼け取り法」とその応用技術についても、実演を交えてご説明いただきます。
溶接・表面処理技術及び品質管理に携わる方は、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。
令和7年1月29日(水曜日)13時30分~15時30分
香川県産業技術センター 研修室(3F)
香川県高松市郷東町587-1
株式会社ケミカル山本 技術部 開発1G 係長 松下 亮 氏
ステンレス鋼と不動態皮膜について
・溶接焼け取り処理の重要性(腐食と溶接スケールの関係)
・ステンレス溶接後のスケール除去方法
・中性塩電解焼け取り法について
・中性塩電解焼け取り法によるウルトラ不動態化処理
・中性塩電解焼け取り法による応用技術(エレクトロクリーナー処理、D&F処理、溶接溶け込み部可視化技術)
・ステンレス以外の鋼材への中性塩電解法の適用事例紹介
添付申込用紙にご記入の上、E-mail、Fax等にてお申し込み下さい。
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