ここから本文です。
里山林は、居住地近くに広がり、薪炭用材の伐採、落葉の採取等を通じて地域住民に継続的に利用されることにより、維持・管理されてきた森林です。しかし、このような里山林は、昭和30年代の石油・ガスなどの化石燃料の普及、化学肥料の普及等により地域住民との関係が希薄になり、侵入竹などによる荒廃が進んでいます。
そこで、国では、地域住民が森林所有者、NPO法人、民間団体などと一緒に活動組織を作って、里山林の保全管理や資源を利用するための活動に対して支援を行う、森林・山村多面的機能発揮対策を実施しています。
香川県では、香川流域森林・林業活性化センターに設置された地域協議会が、国の森林・山村多面的機能発揮対策交付金を活用して、活動組織が実施する本対策に関する活動に対して支援を行っています。
「竹林が広がって困るから伐るだけ」など、里山林の保全管理や資源を利用するための活動を伴わない取組みは、この事業の対象外です。
活動組織としての規約の作成や区分経理が必要となります。
森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策補助金等交付要綱(ワード:362KB)
森林・山村多面的機能発揮対策交付金を実施する香川県の地域協議会として「かがわ森林・山村多面的機能発揮対策協議会」が、平成26年3月12日に設立されました。
事業の詳細や申請方法等については、下記の協議会までお問い合わせください。
連絡先:かがわ森林・山村多面的機能発揮対策協議会(香川流域森林・林業活性化センター内)
〒760-0008
高松市中野町23-2(香川県森林組合連合会内)
TEL:087-861-4352
FAX:087-833-4525
担当:かがわ森林・山村多面的機能発揮対策協議会 事務局
E-mail:tamenteki.kinou@ka-moriren.or.jp
このページに関するお問い合わせ