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香川県における松くい虫被害は、昭和46年度から増加の一途をたどり、昭和54年度にピークを迎えました。その後、県を挙げての防除の甲斐あって、平成2年度まで減少傾向にありました。しかしながら、平成3年度以降10年間程度は、気象要因やその他の要因により被害が増加し、年間3~4万立方メートルの松くい虫被害が発生しました。その後増減を繰り返し、平成15年度以降は毎年2万立方メートル前後で推移しており、被害の終息には至っていません。
被害を抑えるために、薬剤による予防と被害木の駆除を合わせて実施します。
松くい虫防除 |
予防(被害を受けないための措置) | |
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駆除(被害の拡大を防ぐための措置) |
平成28年度に唯一残っていた高松市鷲ノ山地区の空中散布に対して、体調被害や空中散布のあり方についての意見・要望があったことから、高松市は空中散布の実施を見合わせています。
なお、松くい虫防除の実施に当たっては、効果的な防除に努めるとともに、生活・自然環境に影響を及ぼさないよう配慮して行っています。
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