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さぬきの棚田アワードの募集は終了しました。審査結果については、「さぬきの棚田アワードの審査結果について」をご覧ください。
中山間地域に広がる棚田は、その立地条件を生かした農業生産活動の場としてだけでなく、多くの人が懐かしいと感じる原風景が残る、後世にも継承していきたい資産のひとつであり、県内にも美しい棚田が数多く存在します。
そのような中、本県において、県内の優れた棚田を「さぬきの棚田アワード」として選定し、県内にある棚田の魅力を広く県民に伝えるとともに、これをきっかけとして、棚田地域の保全活動等に対する賛同者を獲得し、地域外からの地域活性化の新たなアイデアや保全活動への支援などに繋げていきます。
県内の棚田で以下の内容に該当するもの
農地傾斜が概ね20分の1以上のまとまりのある田又は畑※
耕作放棄地になっていない田又は畑
1棚田周辺の住民による景観等の保全活動
2地域資源を活用した観光・交流の場とした活動
3農泊施設などを活用した棚田周辺でのグリーン・ツーリズム活動
4オーナー制度等の導入により地域の付加価値を図る活動
5その他、棚田の保全や地域振興のための活動
のいずれかの活動を行っているもの。
棚田を中心とした良好な農村の景観がみられるもの。
応募用紙にご記入の上、FAX、メール、または郵送でお申し込みください。
令和3年9月1日(水曜日)から令和3年11月30日(火曜日)まで
主催者において選定・審査を行い、結果はHP等で発表します。
応募用紙・写真は返却いたしません。応募内容及び写真は広報活動にて使用する場合があります。
〒760-8570
香川県高松市番町四丁目1-10
香川県農政水産部農村整備課さぬきの棚田アワード係
TEL:087-832-3449
FAX:087-806-0205
メール:nosonseibi@pref.kagawa.lg.jp
小豆島(しょうどしま)は瀬戸内海では淡路島に次いで2番目に大きな島で、「中山千枚田」は、その小豆島のほぼ中央に位置します。「中山千枚田」では「名水100選」にも選ばれた「湯船の名水」を水源に、標高150~250mの急峻な山腹に8.8ヘクタール、約770枚の大小さまざまな棚田が波形模様に広がっています。
(下図は棚田カード及びガイドより)
豊島(てしま)は香川県小豆島の西方に位置する、瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。唐櫃(からと)地区は豊島の東部に位置し、かつては棚田が一面に広がっていましたが、次第に荒れ地となっていきました。そこで、豊島住民や行政、公益財団法人福武財団による棚田の復元が行われ、以前の風景を取り戻しつつあります。
(下図は棚田カード及びガイドより)
島が峰地区はまんのう町東南部の標高800mに位置し、冷涼な気候と地形を活かした高冷地野菜の栽培が盛んに行われていましたが、近年の過疎・高齢化に伴う後継者不足と高冷地野菜の価格低迷により、ほとんどの農地が耕作放棄地となり、草木が繁茂する状態が長年続いていました。この状況を憂いた地域住民有志が原風景を復活させるべく「島が峰の原風景を守る会」を設立し、約3.5haの耕作放棄地において伐木・草刈り・開墾を行い、うどん文化が根付いている香川県において、この地域で昔から栽培されていた伝統的作物であるそばを中心に高冷地野菜の栽培を行っています。
(下図は棚田カード及びガイドより)
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