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公開日:2024年10月18日

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ベトナム・ハイフォン市との交流(交流協定)

1 ハイフォン市の概要

ハイフォン市は、ベトナムの首都ハノイ市から120km東に位置する、ハノイ市、ホーチミン市に次ぐベトナム第3の中央政府直轄都市です。ベトナム北部最大の港湾都市として、海防の面で歴史的に重要な役割を果たしてきたほか、大型深水港を持つラックフェン国際港やカットビ国際空港、ハノイ=ハイフォン高速道路など、陸・海・空の大規模なインフラ整備と市政府による積極的な投資誘致活動が成功し、海外からの大型直接投資が相次いでおり、ベトナムの高い経済成長率を牽引しています。

基本情報

人口

約235万人 ベトナム国内3位(2023年)

面積

1,527㎢(香川県 1,876㎢)

行政区域

県-8県、市区-7区

ハイフォン市の場所

2 交流のあゆみ

主な交流・協力事業

2005年  香川県議会日越友好議員連盟設立
 駐日ベトナム大使館ルー・バン・ケ公使(当時)の提案により、ハイフォン市との交流を開始
 香川県議会から訪問団を派遣
2006年  ハイフォン市から訪問団を受け入れ
 (以降、2023年まで定期的に訪問団の相互派遣を行い交流)
2007年  香川らしい国際協力事業「行政改革」を実施(~2009年)
2008年  香川県議会から訪問団を派遣し、ハイフォン市に桜の苗を植樹
2011年  香川らしい国際協力事業「予防医療」を実施(~2013年)
2016年  香川らしい国際協力事業「生活習慣病対策」を実施(~2018年)
2019年  瀬戸内国際芸術祭にハイフォン市から伝統芸能のパフォーマー「カーチュークラブ」を招致
2024年  8月27日ハイフォン市にて、香川県とハイフォン市間の交流協定(MOU)を締結

 

setouchiartfestival MOU
2019年 瀬戸内国際芸術祭(粟島) 2024年交流協定締結(写真:Haiphong DOFA 提供)

 

火炎樹フェスティバル

1955年5月13日は、ハイフォン市が植民地支配から解放された歴史的に重要な日です。そして現在では、5月13日前後の週末にハイフォン市の解放を記念した「火炎樹フェスティバル」を開催し、著名なアーティストによるパフォーマンスや色鮮やかな花火で、市の発展を盛大にお祝いしています。香川県もハイフォン市からの招待を受けた際には訪問団を派遣し、式典に参加してきました。

火炎樹…別名「鳳凰木」という名を持ち、5月~6月にかけて真っ赤な花を咲かせ、ハイフォン市の街並みを赤く彩ります。

火炎樹フェスティバル

国際協力事業(香川らしい国際協力事業)の実施

JICA草の根技術協力事業を活用し、本県の技術をハイフォン市に移転すべく、過去3度に渡り事業を実施してきました。

2007年~2009年 行政改革・企業誘致

2011年~2013年 保健医療人材育成(感染症対策)

2016年~2018年 生活習慣病対策

また、新たに「ハイフォン市カットバ島における住民参加の海ごみ削減プログラム」の実施を予定しています。

カットバ島の世界自然遺産への登録

ハイフォン市中心部から東へ60kmに位置するカットバ島は、ハロン湾に近接する大きな島です。亜熱帯の常緑樹林やマングローブ林、湖、滝、鍾乳洞など豊かな自然に恵まれており、島の約半分が国立公園に指定されています。

これまでハロン湾の北部のエリア(クアンニン省)のみが世界遺産に認定されておりましたが、2023年9月16日、「ハロン湾とカットバ群島」として、ユネスコ世界自然遺産に認定されました。

青い海に大小多くの島が浮かぶカットバ島東部の湾の様子は、どこか瀬戸内海と似た美しさがあります。この素晴らしい景観を守るためにも、香川県の里海づくりの経験を活かし、ハイフォン市と協力しながら、お互いの海の資源を活かした環境保全活動に取り組んでいきたいと思います。

秋のカットバ島 カットバ群島のビーチ
秋のカットバ島 カットバ群島のビーチ

 

3 フォトライブラリー

ハイフォン市の夜明け ハイフォン市の港
夜明けのハイフォン市 ハイフォン市の港
工業団地 イオンモール
Deep C 工業団地 イオンモールハイフォン店
名物カニヌードル 闘牛の様子
ハイフォン名物カニヌードル 闘牛

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