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9月7日(土曜日)に、Pikaraスタジアム(県立丸亀競技場)、丸亀市民体育館で開催された第25回香川県障害者スポーツ大会に出席しました。
この大会は、障害のある方々が、スポーツ競技を通じて、競技力の向上とともに、自立と社会参加の促進を図ることを目的に、毎年開催されております。
今年は、「挑戦しよう、主役はキミだ!」をスローガンに、10~90歳代までの464人の選手のほか、地元の中学生をはじめとするボランティアなど関係者833人と、合計1,297人の方が参加されました。
開会式では、大会実行委員会の会長である香川県障害者スポーツ協会の森田会長と来賓の方々からの激励の後、高松市の金谷 陸来(かなたに りく)選手(20歳)、障害福祉サービス事業所「パル・りえぞん」の井上 美由紀(いのうえ みゆき)選手(45歳)と梅島 里美(うめじま さとみ)選手(42歳)の力強い選手宣誓がありました。
大会当日は晴天に恵まれ、主競技場では50m走や走り幅跳び、4×100mリレーなどの陸上競技が、補助競技場では円盤を投げ飛距離や的を通った回数を競うフライングディスクが、体育館では卓球競技が行われました。選手たちは日頃の練習の成果を発揮し、各競技で熱戦が繰り広げられました。
また、パラスポーツを広く皆さんに知っていただくため、大会に併せて、卓球バレーやカローリング、ふうせんバレーボールなどの体験会が体育館で実施されました。
今年の9月28日(土曜日)、29日(日曜日)には、日本国内最高峰のパラスポーツ競技大会である2024ジャパンパラ陸上競技大会が開催されるほか、来年秋には東京2025デフリンピック大会といった国際大会が予定され、障害者スポーツに対する関心が高まっています。
そうした中、県では、香川県障害者スポーツ協会を通じて、障害のある方々が身近な地域で日常的にスポーツを楽しめる環境を充実させるとともに、競技スポーツとしての競技力の向上を図るため、国際大会や全国大会で活躍する選手の育成に取り組んでいます。
今後とも、こうした大会を通じて、障害者スポーツの一層の振興に努めてまいります。
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