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11月9日(水曜日)に、輸出用冷凍さぬきうどんの米国に向けた輸出を開始するに当たり、新商品開発に携わった県内の製麺事業者の皆さまが、来庁され、意見交換を行いました。
県では、さぬきうどんの輸出拡大を図るため、関係事業者と連携して、本年度から3カ年計画で主に米国市場への販路確立を目指す取り組みを始めています。
今回、新たに開発した輸出用のさぬきうどんは、外国の方でも手軽に食べられるよう、具材やだしがセットになった冷凍麺です。
商品は、米国への食品輸出に必要な資格を得るための講習会参加や英語表記での商品包装など国内市場向けの生産とは異なるさまざまな課題を一つ一つ乗り越えて開発したものであり、関係者の尽力のたまものです。
当日、県オリジナル小麦「さぬきの夢」を使った「きつねうどん」など2種類のうどんを試食しましたが、電子レンジで温めただけとは思えない、伊吹島のイリコを使っただしとコシのあるモチモチした麺の食感を味わえる、本格的でおいしい、さぬきうどんに仕上がっています。
今後、新商品は、米国でのテスト販売などを行うとともに、商品改良や輸送方法の改善などを行い、2025年度から本格的な輸出に移行する予定です。
昨今の世界的な物価高騰の中で、おいしくてリーズナブルなさぬきうどんは、国内のみならず世界の消費者に歓迎されるものと確信しています。
歴史的な円安の今こそ、さぬきうどんを世界に売り出すチャンスであり、今回の取り組みを通じて、香川のソウルフードである、さぬきうどんが世界で普及することを心から願っています。
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