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11月6日(日曜日)に、サンポート高松で開催された「香川県障害者芸術祭2022~キラリ☆と光る芸術祭~」のオープニングセレモニーに出席しました。
この芸術祭は、瀬戸内国際芸術祭2022の県内周遊事業として、2019年に引き続き2回目の開催であり、障害のある方の文化芸術活動の発表の場として、また、障害のある方への理解を促進することを目的として、障害者関係団体などによる実行委員会を中心に多くの支援者やボランティアの皆さまのご尽力の下、開催されました。
今回の芸術祭では、前回に引き続き、県内の障害のある方が制作した絵画や書、手芸などの芸術作品のほか、高校生と特別支援学校の生徒が協働で制作した大型作品「キラリちゃん」が展示されていました。
また、障害のある方が参加する音楽バンドの演奏やダンスパフォーマンスをはじめ、自由な発想で手織りする「さをり織り」を使用した、服飾専門学校の学生とコラボレーションしたファッションショーや「さをり織り」のワークショップがありました。そのほか、今回初めての試みとして、年齢や性別、障害の有無などを超えて、多くの方が参加できるTシャツアート展も開催されていました。
当日は、障害者施設で作ったお菓子などの販売もあり、多くの方が来場され、にぎわっていました。
この芸術祭を契機に、障害のある方の文化芸術活動に対する理解を深めていただき、障害のある方が生き生きと生活できる共生社会の実現につながることを心から願っています。
これからも、障害のある方の個性や能力が発揮される芸術祭を香川県の素晴らしい財産として引き継いでいけるよう、取り組みを続けていきたいと思います。
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