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香川県教育委員会 > 学校教育 > 学校環境・教育環境づくり > 教育実践優秀表彰制度 > 令和6年度教育実践優秀教員と実践レポート

ページID:52194

公開日:2024年1月16日

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令和6年度教育実践優秀教員と実践レポート

教育の資質向上、子どもと向き合う環境づくり

教育実践優秀表彰制度

「実践のテーマ」をクリックすると、実践レポートがご覧いただけます。

令和6年度教育実践優秀教員の概要等

教育実践優秀教員 実践のテーマ 実践の概要等

高松市立

中央小学校

教諭

篠原弘樹

児童が理想の自分に近づくことを後押しするために教師ができること
-子どもに寄り添い、伴走し続ける道徳科の授業を通して-(PDF:301KB)
年度当初に児童が「理想の自分」として設定した目標を達成させるために、道徳教材を選定するなどして指導の重点化を図ったり、個々の児童の想いに寄り添いながら繰り返し面談したりすることなどを通して、児童が自己実現を図ることを目指した実践である。道徳の授業では児童が設定した目標と関連の深い道徳の授業を重点的に行うことで自分ごととして深く考えさせたり、友だち等との対話を中心とした学び方と自己内対話を重視した学び方の2つから学習方法を選択させたりすることで、道徳性の育成に大きな成果をあげている。

丸亀市立

城西小学校

教諭

高塚仁志

音楽科の授業を生活とつなぐためにポピュラー音楽を取り入れた授業実践
~学習内容と対応させた効果的な取り入れ方~(PDF:278KB)
音楽科の歌唱や鑑賞等の授業において、教科書教材と児童にとってなじみの深いポピュラー音楽とを比較したり関連付けたりして考える活動を通して、生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質・能力の育成を目指した実践である。音楽科の学習で得た学びをポピュラー音楽にも当てはめて考えようとする視点や、ポピュラー音楽を授業の導入で扱うことで教科書教材への興味・関心を高めたりする視点の両面をうまく組み合わせて指導を行うことで、音楽科の授業と生活をつなげ、より豊かな生活を送ることに大きな成果をあげている。

三豊市立

詫間小学校

教諭

白川宏美

1年間の植物との関わりを通して、主体的で個別最適な授業を目指す試み
-ICTを活用した探究・話合い、学習方法・学習形態の選択-(PDF:472KB)
生活科の植物の授業において、児童の素朴な疑問や思いを大切にするとともに、児童自らが学習方法や学習形態を選択して学習に取り組むことを通して主体的・対話的で深い学びの実現を目指した実践である。児童のもっている疑問や概念を踏まえた教師の意図的な発問は、児童の探究心をうまく引き出し、高い目的意識をもった学習につながっている。ワークシートの活用かタブレットPCの活用かで学習方法を選択させたり、個・ペア・グループから学習形態を選択させたりといった個別最適な学びは児童の主体性の育成に大きな成果をあげている。

高松市立

龍雲中学校

教諭

久保孝彰

中学校英語科における4技能の統合的な言語活動の工夫
-「読むこと」を「話すこと」につなげるリテリング活動による実践研究-(PDF:435KB)
英語科の授業において、生徒が教科書の英文を読み、その内容を英語で伝えるリテリング活動を通して、「読むこと」や「話すこと」といったコミュニケーション能力の育成を目指した実践である。生徒の実態に即して段階的にリテリング活動の内容や活動時間、教師の支援内容を工夫することで身に付けたい力の育成とともに生徒の学習意欲の向上を図っている。生徒のアンケートやALTによる継続的な学習評価から、生徒の読む力や話す力の向上が見て取れ、それが学習意欲の向上につながるといった好循環を生み、大きな成果をあげている。

三豊市立

高瀬中学校

教諭

白川健太

全員参加の国語科授業を目指す取組について
~文学的な文章における漫画教材との全文比較を通して~(PDF:227KB)
教科書の文学作品を味わう授業において、初読の段階で文章量が多いことに抵抗感を示したり、内容理解が難しいと感じたりする生徒の実態を踏まえ、同じタイトルの漫画教材を活用することで生徒の興味・関心を高めながら文学作品の読みを深めることを目指した実践である。身近な漫画教材を読むことで文学作品の内容理解につなげるとともに、それぞれの描写の違いを見つける活動を通して主人公の人物像に迫ったり、筆者の意図を多面的に考えたりと主体的に文学作品を味わうことに大きな成果をあげている。

香川県立

小豆島中央高等学校

教諭

池本健志朗

学校の特色を活用した個に応じた教育プログラムの実現
-地域資源を活用し、新たな価値を生み出す生徒を育てる-(PDF:942KB)
総合的な探究の時間における地域資源を活用した教育プログラム「櫂風(かいふう)」を開発し、個に応じた教育と課題解決能力育成を目指した教育実践である。生徒が町役場や島内企業と連携して地域の課題に取り組んだり、学習アプリを活用して校外との情報交換の場を設けたり、さらに深い関心をもった生徒を対象にした課外活動を行うことにより、生徒の視野を社会へと広げ、生徒の自己有用感を高めるなど大きな成果をあげている。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会義務教育課

電話:087-832-3743

FAX:087-806-0231

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