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公開日:2020年12月10日

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令和2年度教育実践優秀教員と実践レポート

教育の資質向上、子どもと向き合う環境づくり

教育実践優秀表彰制度

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令和2年度教育実践優秀教員の概要等
学校名 職名 氏名 実践のテーマ 実践の概要等
高松市立鶴尾小学校 主幹教諭 藤村久美子 非常時の『今』を考え、子どもの心と学力を支えるための支援の在り方(PDF:2,577KB) 新型コロナウイルス感染症対策として学校が臨時休業となる中、児童とのお便り交換を通して、学校全体で児童や保護者の心を支えることを目指した教育実践である。
各回のお便りの目的を明確にして回数を重ねるとともに、返事のない児童への関わりを大切にすることで、学級担任と児童がつながり、保護者や地域からの信頼を得るなど、大きな成果を上げている。
丸亀市立郡家小学校 教諭 香西真一郎 「誰でもチャレンジ!表現運動!」
~「恥ずかしい」、「どう動いていいか分からない」の意識を変える授業の創造~(PDF:2,813KB)
表現運動が苦手だと感じる児童に焦点をあて、教材・教具を工夫することで、児童の「恥ずかしい」「どう動いていいか分からない」という意識の軽減を目指した教育実践である。
「まねる」動きの工夫やイメージカードの活用、各領域で必要な準備運動としてのリズムダンスの導入などにより児童の苦手意識が改善するとともに、若年教員への紹介を通して普及を図るなど、大きな成果を上げている。
三豊市立二ノ宮小学校 教諭 高田美紀 子どもが輝き、地域を活性化する総合的な学習の取組
~地域人材との関わり合いと「~したい」が連続する学習活動を核として~(PDF:3,403KB)
地域連携を核とした総合的な学習の時間において、地域人材を活用し一人1つのミニ田んぼづくりに取り組むことで、児童の主体性を育む新たな地域交流を目指した教育実践である。
活動から生まれた疑問や問題を地域人材の活用等により解決する経験や創作劇等による地域への働きかけを通して、児童の主体性や地域への関心が高まるなど、「地域とともに歩む学校」の具現化に向け大きな成果を上げている。
丸亀市立東中学校 養護教諭 大倉陽子 養護教諭として外国にルーツのある生徒へのかかわりについて
~ユニバーサルデザインの視点を取り入れたアプローチ~(PDF:3,592KB)
外国にルーツのある生徒が増加する中、養護教諭として、生徒や保護者への情報提示の仕方をユニバーサルデザインの視点から工夫することで、生徒が円滑に学校生活を送れることを目指した教育実践である。
学級担任や日本語指導教室の担当者と連携して情報の視覚化や母語によるお知らせ作成等に取り組むことで、生徒や保護者の困り感を解消し不登校を未然に防止するとともに他校への普及を図るなど大きな成果を上げている。
三豊市立仁尾中学校 教諭 赤井真三子 中学校の英語教育におけるオリエンテーション授業の実践
~小学校の英語教育との円滑な接続を目指して~(PDF:2,794KB)
生徒が小学校での学びを振り返り、中学校での英語学習の見通しを持つことができるよう、中学校の英語教育におけるオリエンテーション授業を開発することで、小学校の英語教育との円滑な接続を目指した教育実践である。
オリエンテーション授業で用いる教師用指導書と生徒用ワークシートを開発し、三観地区英語科教員による実践協力をもとに改訂したものを、インターネット上に公開し他校への普及を図るなど大きな成果を上げている。
香川県立高松北高等学校 教諭 筒井京 生徒の自己肯定感を育み、学校を活性化させ地域を創造する応援団活動の実践(PDF:3,060KB) 常に生徒とともに応援団活動のあるべき姿に立ち返りながら、生徒の主体的活動を促す教育実践で、校内の活性化、他校との協働、地域への貢献など、広がりと深まりのある持続的な活動となっている。部員は明確な目標を掲げて校内外の活動に献身的に取り組むことで責任感を身に付け、進学・就職への効果が顕著にみられるなど大きな成果を上げている。応援団の積極的な取組みが他の文化部にも波及し、学校全体で地域での活動が増加することで、将来にわたって地域活性化に貢献できる人材の育成につながっている。

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