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8月27日(木曜日)、緑のカーテンモデル地区・フォローアップ地区(※)の参加者を対象とした、西讃地区の緑のカーテンを見学するバスツアーを開催しました。
今回は、その様子をお届けします!
(※)緑のカーテンモデル地区、緑のカーテンフォローアップ地区とは
県内の一定の区域内で、緑のカーテンを作る10名以上の団体が申請することにより、県または(公財)香川県環境保全公社が指定した地区のことです。
まず初めに、三豊市三野町大見地区の緑のカーテンを4箇所見学しました。
三豊市立大見小学校では、職員さんが育成方法や育成の過程をを写真を使って分かりやすく説明してくださいました。葉がとても青々と茂っていたため、参加者から上手に育てるポイントについての質問が多くありました。
三豊市三野町公民館大見分館では、館長さんが今年の緑のカーテンについてお話ししてくださいました。
三野町はつらつセンターでは、地元の子どもたちが水やり等お世話をして緑のカーテンを作っている話を聞くことができました。今年は黄金のスイカづくりに挑戦しているとのことです。
大見地区で緑のカーテンを作っている滝口さんのご自宅の緑のカーテンを見学しました。ゴーヤとアサガオのカーテンを立派に育てる秘訣として、夏の暑さ対策のためにプランターにすだれを設置すること、プランターの下にむしろを敷くことを教えてくださいました。
大見地区を見学した後は、香川県農業協同組合豊中支店を訪問しました。こちらは、令和元年度かがわ緑のカーテンコンテストで優秀賞を受賞した事業所です。
今年も見事な出来栄えで、参加者の皆さんは思わず感嘆の声をあげていました。
このように立派な緑のカーテンを作るには最初の土づくりが肝心だそうです。
職員の方々は参加者の皆さんの質問に丁寧に答えてくださり、また、大きく育ったゴーヤの収穫もさせていただきました。
最後に、四国八十八箇所霊場第七十番札所である本山寺の納経所に設置されている緑のカーテンの見学をしました。
緑のカーテンの時季は過ぎてしまっていましたが、納経所に緑のカーテンを設置することで夏の暑い日差しを遮り、お遍路さんに涼と癒しをもたらし、毎年楽しみにしている方もいらっしゃるというお話を聞くことができました。
全国各地から多くのお遍路さんが訪れるため、緑のカーテンを知らない人にもその効果を知ってもらう良い機会になっているとのことです。
また、採れたゴーヤはお遍路さんに提供しておもてなしをしているそうです。
参加者の皆さんが、お寺に緑のカーテンを設置する効果を学ぶことができました。
緑のカーテンは、夏の暑さを和らげてくれるだけでなく、人々の話の輪も広げてくれます。
皆様もぜひ、緑のカーテンの効果を体感してみてください。
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